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クマムシ(虫)の不思議な生態は火星の過酷環境でも生きて行けるのか?

2015年にブレイクしたお笑いコンビ「くまむし」の名前の由来は、どんな過酷な環境でもしぶとく生きて行ける生命力の強い生態を持つ不思議な生物・クマムシにあやかって付けられたそうです。

確かにクマムシという生物は、常識では考えられないほど生命力が強く過酷な環境でも生き残ることが出来ると聞いていますが、果たしてどんな生態をした生物なのでしょうか?



クマムシの不思議な生態とは?

クマムシは体長が1mmにも満たないの小さな生き物です。
あまりにも小さいため人の目に触れると事はほとんどありませんが、地球上のあらゆる場所に生息する、言わばどこにでもいる生物だそうです。

クマムシは8本の脚でゆっくり動くことから緩歩動物と呼ばれ、クマムシの仲間だけで1,000種類以上生息しているとの事で、良くコケの中から見つかるため、餌はコケの栄養分を摂取して生きているのではないかと言われています。


「出典:IDEAS+INNOVATIONS WIRED

クマムシの不思議な生態1~「水が無くても生きていられる」

全ての種類のクマムシに該当するとは言えないらしいですが、陸に住むクマムシの多くは乾燥地帯の住むものも居て、周りの環境が乾燥すると自らのカラダも脱水してカラカラの状態になり乾眠という形態で水を必要としない環境に合わせることが出来るそうです。

クマムシの不思議な生態2~「過酷な温度にも耐えられる」

クマムシの生態で最も凄いのが、過酷な温度差にも耐えられるという事。
その温度差は300度以上。摂氏150度~マイナス270度まで耐えられるという研究報告が出ています。

しかし、この過酷な温度の中で自由に動き回れるということではなく、環境下の中で耐えることが出来るということで、それでもクマムシのとてつもない生命力だと言えます。

クマムシの不思議な生態3~「宇宙空間でも生きていた」

クマムシを穴の空いた箱に入れ気圧ゼロの真空中の宇宙空間に10日間曝露しても生きていたそうです。

また有害な紫外線に晒しても生きていたという報告もあるそうで、まさに無敵で不死身な生物と言えるのはないでしょうか。

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クマムシは火星でも生きて行けるのか?

一部ネット記事に「クマムシは火星でも生きて行ける」とありましたが、果たしてそうでしょうか。

水の無い環境、過酷な温度、そして極端に気圧の低い環境。火星はまさにそんな過酷な環境です。
クマムシは、そんな環境でも耐えられるということが確認されていますが、耐えられるという事と生きて行けるという事はまったく別です。

生命力は異常なほど強いクマムシですが、いきなり火星に連れて行って外に放り出されても生物としてその地で生きて行けるでしょうか?

生きるためにはクマムシも活動しなくてはなりません。
過酷な環境に耐え抜いて、活動出来る環境になったら餌を探して活動する。
これは生物として当たり前の行動ですし、クマムシも例外ではありません。

単純に過酷な環境でも生きられるから、火星に連れて行っても繁殖してくれるだろうと思っても難しいのではないでしょうか?

そもそもクマムシは火星で生きられても餌が無いし、その餌があったとしても餌の栄養源が火星には存在しない。
つまり、生物が生き延びる絶対条件である食物連鎖が火星では通用しませんので、現状では不可能ではないでしょうか?

火星に地球の生物を連れて行くとしたら?

クマムシ以外にも過酷な環境に耐えられる生物は地球上に存在します。

例えば南極冷たく塩分濃度の濃い湖に生息する微生物や、シベリアの永久凍土に住むバクテリアなど火星移住候補生物に挙げられますが、それでも火星の地表にこれらの生物を解放してもすぐに死滅することでしょう。

それでも生物を火星に住まわせるとしたら、地下深くなから可能性があるかもと言われています。

地下なら火星の地熱効果で温度も緩和出来るかも知れないし、さらに火星の地下にが液体の水が流れている可能性があると言われています。
そこにクマムシや微生物を持ち込み育ててみるということも可能かも知れませんが、そもそもクマムシなどが生息出来る環境なら火星自体に過酷な環境下で生きられる生物がいるかも知れません。

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