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宇宙のどこかに人類以上の高度な文明を持つ異星人がいる確率

星空が綺麗な夜。

無数に輝く星たちを見上げて、
「この星たちのどれかに人類と同等、もしくはそれ以上の高度な文明を持つ異星人がいるんじゃないか?」と思いをはせたことはないでしょうか?

こんな思いから大きな望遠鏡を宇宙に向けて、実際に地球外知的生命体を探す試みが科学的に行われています。

それが「地球外知的生命体探査プロジェクト(SETI)」

SETIではどんな探査が行われているのか?
今回はこれについて取り上げてみたいと思います。

地球外知的生命体探査プロジェクト(SETI)って何?

地球外知的生命体探査プロジェクト(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)略称SETI(セティ)は、1960年代から行われている地上から地球外の文明を探そうといている試みで、世界各地で進行しているプロジェクトです。

そのプロジェクトの規模は様々で、最も大規模なモノは世界有数の望遠鏡を使って、宇宙からやって来る高度な文明を持つ異星人からの信号をとらえようという試み。


「画像参照:GO FOR LAUNCH

これには大型の電波望遠鏡や光学望遠鏡などが使用され実践されていますが、現時点では異星人存在の証拠を掴むような具体的成果は出ていません。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

またSETIプロジェクトでは、2016年から史上最大規模とも言われる地球外知的生命体探査「ブレイクスルー・リッスン」が始まっています。

この探査は、太陽系近隣にある恒星系約100万個と、我々の銀河以外の100個の銀河から、高度な文明を持った異星人の痕跡を探し出そうというモノ。

これには10年間で約1憶ドルという巨額の予算が組まれ、世界中から多くの研究者が参加して、何としてでも異星人がいる証拠を見つけ出そうという調査が行われています。

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過去にあったSETIプロジェクトの大成果?

SETIプロジェクトには具体的成果は無いと言いましたが、実は過去に異星人からのメッセージかも知れないという電波の受信に成功しています。

それが1977年8月に起こった「Wow!シグナル」というモノ。

これは、アメリカのオハイオ・ウェスリアン大学パーキンズ天文台にある電波望遠鏡が捉えた強い電波信号で、いて座の方角から72秒間信号を受信しています。


「画像参照:Wow!シグナルの発信源(Yahoo!キッズ図鑑参照)」

宇宙からは様々な電波が飛んで来ます。

それらの電波は恒星やパルサーなどの天体が発するモノで、人工的に送られて来る電波はまずありません。

しかし、このとき受信した電波は自然が発する電波とは明かに異なるモノで、しかもSETIが考える知的生命体が出す水素原子の波長「1.42GHz」の周波数であった事。

たった1度きりだったこの電波信号。

このとき電波を観測した研究者が興奮したあまり、記録用紙に「Wow!」と書き込んでしまったことで、「Wow!シグナル」と呼ばれるようになりました。


「画像参照:赤い丸で囲んだ72秒間の信号にWow!と書き込んだ(Wikipediaより)」

この「Wow!シグナル」。
残念ながら発信源は特定出来ず未解明のままで、いったいこの72秒間の電波受信は何だったのか?謎は深まっているようです。

そもそも異星人が出す電波の周波数が何故1.42GHzなの?

SETIプロジェクトが考える知的生命体が出す「1.42GHz」という周波数。

いったい何故、この周波数なのでしょうか?

それはアメリカの物理学者ジュゼッペ・コッコーニ博士らが提唱したモノで、この周波数は水素原子が出す電波との事。

水素原子は最も基本的な元素であることは知られています。

つまり、宇宙のどこに行っても水素原子は基本的で最も多く存在する元素で、ここから出る周波数はある意味、普遍的なモノとも言えます。

この水素原子の波長が21センチメートルであり「21センチ波」とも呼ばれ、これを周波数にすると「1.42GHz」になるそうです。

コッコーニ博士たちは、仮に人類のように電波を扱える高度な文明を持つ異星人がいるとしたら、おそらくこの周波数を使ってメッセージを送って来るだろうと考え、SETIプロジェクトも観測に使っているとの事です。

SETIプロジェクトはダイソン球も探している?

SETIプロジェクトでは、超科学文明が生み出したであろう仮説上の人工構造物・ダイソン球の発見も目指しているという話もあります。

ダイソン球とは、恒星(太陽)が発するエネルギーを組まなく利用しようとする巨大なエネルギー集積装置。


「画像参照:ダイソン球イメージ図(カラパイアより)」

もしダイソン球のような人類の科学文明など遠く及ばない、凄まじいテクノロジーを持った異星人がいたとしたらスゴいことなのですが、つい最近「ダイソン球では?」とウワサされる天体が発見されています。

これを発見したのはSETIではないのですが、はくちょう座方向にある地球から1,000光年以上離れた恒星・KIC8462852(別名:タビーの星)に不自然な減光が確認され話題になりました。

通常、恒星の減光現象は恒星の前を惑星が横切るときに起き、規則的な減光現象になります。

しかし、タビーの星の場合不規則で、惑星が横切る減光現象では説明がつかないという事。

これにより、一部では異星人が建造したダイソン球が恒星の光を遮り、不規則な減光を起こしている。とまでウワサされました。

この謎の変更をもたらすタビーの星を詳しく調査したところ、原因は恒星を取り巻くムラのある塵によるものであることがわかり、ウワサのダイソン球ではないことが判明しました。


「画像参照:タビーほ星の想像図(NASA/JPL-Caltech)」

タビーの星では異星人の痕跡発見には至りませんでしたが、SETIプロジェクトでは、ダイソン球のような超文明の構造体発見を視野にいれた光学望遠鏡による探査も行われており、もしかしたら近い将来人類以上の科学力を持った異星人が見つかるかも知れません。

SETIの目的

SETIプロジェクトの異星人探しが始まってから半世紀以上。

地球外知的生命体を探査するプロジェクトに巨額の資金が継ぎ込まれて来ましたが、今のところ知的生命体どころか、微生物の痕跡さえ発見されていません。

このような現状において批判する声もありますが、さらに巨額の資金が投資されこのプロジェクトは継続されています。

しかし、何故このような地球外知的生命探査が行われるのか?

いくつか理由はあるとは思いますが、現時点で宇宙に存在する知的生命体は地球に住む我々人類だけです。

この現実に多くの人たちは「宇宙人などいない!」と考えていますが、
宇宙の広大さを知る人たちの多くは「宇宙人は必ずいる!」と信じています。

ただ、宇宙はあまりにも広大過ぎるが故に、それを証明する痕跡を見つけることは難しい。

事実、これまでの探査において地球近隣の天体には知的生命体はいないのかも知れません。

それなら、もっと広く遠くの宇宙に目を向け、人類の仲間を探そうではないか?

そう考え、現在進行中の「ブレイクスルー・リッスン」計画も行われていると思います。


科学文明が発達した地球。
そんな地球には無数の電波が飛び交っているワケで、その電波は宇宙に向かっても飛んでいます。

もし、地球以外に文明が発達している星があれば、きっと彼らも人類のように電波を使っているハズ!?

その電波をキャッチ出来れば、異星人の痕跡を掴めることになります。

また、彼らも広い宇宙にメッセージを送信にコンタクトを図っているかも知れない。

そんな期待を持って、探査の目を網の目のように張り巡らせるこの探査計画。

もしかしたら、この努力が実って文明を持つ生命体に出会うことが出来るかも知れません。

そうなった場合、人類の宇宙に対する視線は大きく変わるでしょう。

これまで批判的だった多くの人たちも星空を見上げる機会が増え、さらには宇宙開発の躍進にも繋がる期待も持てるのではないでしょうか?

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