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ボイジャー1号の現在地や太陽系脱出後も通信出来るバッテリー残量は?

木星と土星の主な探査を目的とし開発され、打ち上げられたボイジャー1号。
この無人探査機は無事に任務を終え、現在太陽系を脱出すべく、地球の遥か彼方を飛行中です。

打ち上げから40年を経た今、ボイジャー1号の現在地はどこで、さらに地球と交信するために必要なバッテリーの残量はあるのか?
少し気になるところではあります。
ここではボイジャー計画の概要と、現在のボイジャー1号の状況について調べてみました。



ボイジャー1号は兄弟機ボイジャー2号と並び、1977年にボイジャー計画として太陽系外惑星の探査を目的に打ち上げられました。

ボイジャー1号の太陽系外惑星探査ミッション概要

ボイジャー1号が、太陽系の外惑星および太陽系外の探査計画の1号機として打ち上げられたのが1977年9月5日。
それから約1年半後の1979年3月に第一の探査目標・木星軌道に到達。

これまで未知の惑星だった木星の様々な発見をし、次に向かったのが太陽系で木星の次に大きい惑星・土星。
土星到達は、木星探査成功からさらに1年半後の1980年11月。

土星では、その特徴的な環の詳細な探査をし、大気が存在している衛星・タイタンの調査も行いました。

この土星探査を終了したボイジャー1号は、外惑星探査任務も終了。
そして向かったのは、次のミッション。終わりのない宇宙の旅・星間ミッションでした。

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ボイジャー1号の最後の任務・星間ミッションとは?

ボイジャー1号および2号共に与えられた最後の探査ミッション。
それは太陽圏を離脱し、宇宙空間を彷徨う果てしなく長い旅を続ける事。

ただ、ボイジャー号の目的は、太陽圏を離れる際に通過する太陽風の末端衝撃面「ヘリオシース」や太陽風と太陽系外から飛来する星間物質の磁場の境界面「ヘリオポーズ」を検出する事。

これについては2012年8月に検出に成功し、このときはじめて太陽圏を離脱したことを示すヘリオポーズ到達が確認されました。


「画像参照ウィキペディア

ボイジャー1号の現在地

2012年にヘリオポーズに到達したことが判明したボイジャー1号は、現在人工物としては、最も地球から離れた位置にあり、現在も高速で太陽系を離れつつあります。

2016年時点でのボイジャー1号の現在地は、地球からの距離約200億万キロの地点を飛んでいると想定され、そのスピードは陽との相対速度で17.015km/sとかなりの速度で地球から遠ざかっています。

ちなみに、地球から200億キロという距離はヘリオポーズには到達していますが、太陽系の最端部・オールトの雲まではまだまだ距離があり、ここまで到達するにはかなりの時間を必要とすると思われます。

ボイジャー1号のもう1つのミッションとは?

ボイジャー1号には、太陽圏外で将来遭遇するかも知れない地球外知的生命体へのメッセージが搭載されています。

【人類からのメッセージが収録されたゴールドディスク】


このゴールドディスクはボイジャー2号にも同じモノが積まれており、地球外知的生命体(異星人)に向け、地球上の様々な音や世界各国の民族のあいさつ等が収録され、さらにボイジャー号が飛んできた場所・地球はどこにあるか?位置を示す簡単な地図も積まれています。

しかし、搭載されたゴールドディスクは本当に存在するかどうかもわからない異星人が見つけてくれるとは思っておらず、あくまでも宇宙へのロマンを込めてのモノであるため、おそらくこのミッションは失敗に終わるモノと思われます。

ボイジャー1号は地球と交信出来ているのか?

40年も前に地球を飛び立ったボイジャー1号ですが、現時点でも地球と交信出来ている状態を維持しています。

通常の無人探査機は機体に取り付けられた太陽電池で電力を補いますが、ボイジャー号のような深宇宙を探査する探査機は太陽光での電力供給が難しいため原子力電池を使用しています。

この原子力電池の寿命は数十年持つと言われ、ボイジャー1号に積まれたバッテリーもまだかろうじて残量があり、地球と交信は出来ていて、その交信も後10年ほどでバッテリー切れとなり交信も途絶えると思われます。
また、残念ながらこのバッテリー残量では太陽系最端部のオールトの雲まではたどり着きません。

オールトの雲に到達し本当の意味で太陽圏を離脱する頃のボイジャー1号は、人口物ではありますが単なる宇宙の漂流物となっているでしょう。

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