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NASAが過酷な金星地表画像や動画の撮影を最新技術で可能に

地球に最も近い惑星・金星。

しかし、その探査は金星の過酷な環境故にあまり進んでおらず、未だに謎に包まれた未知の惑星です。

そんな謎の星の正体を解明すべく、詳細な画像や動画が撮影可能な探査機器をNASAが最新の技術で開発に成功したとか?!

それって、いったいどんなモノなのでしょうか?
そして、今後の金星探査はどのように進歩して行くのでしょうか?

近くて遠い星・金星

日没後や夜明け前の空を見上げると、街あかりの多い都会でもすぐに目に入るメチャクチャ大きく明るい星。

星に興味が無くても、この星は嫌でも目に入りますので、よっぽどのことがない限り、誰もが見たことがあると思います。

地球に接近し、最も明るいときでマイナス4等級以上もある、太陽、月に続く明るさで、昔から明けの明星・宵の明星として名付けられるほど有名な星です。

「肉眼で見える金星(左)と三日月(右)」


金星が明るく見える理由、それは太陽系の惑星の中で、地球に一番近い惑星だからです。

その距離、地球に最も近づいた距離(近地点)で約4,200万キロ。
地球と火星の最短距離が約7,000万キロですので、将来、人類が移住を計画している火星より、金星の方が遥かに近いと言えます。


「画像参照:国立天文台 天文情報センター」

しかしながら、金星との距離が近いとは言っても、なかなかこの惑星には近づけない理由が。

その理由がある限り、金星は近くて遠い惑星としか言いようがないのです。

金星は何故遠いのか?

距離的には地球に最も近い惑星である金星。
しかも、太陽系の惑星の中で、質量や大きさも地球に似ていることから、地球と金星は”姉妹星”とも言われて来ました。


「画像参照:Wikipedia」

しかしながら、姉妹星とは名ばかりで、星そのもの環境はまったく異なり、似ても似つかないのが現実です。

その地球と金星の環境の違いを簡単に比べると、以下のようになります。

地 球 金 星
自転周期 24時間 約243日(地球とは逆行自転)
大気成分 窒素:約78% 酸素:約21% 二酸化炭素:約96.5% 窒素:約3.5%
地表温度(平均) 摂氏15度 摂氏470度
地表気圧 1気圧 90気圧

ちなみに、金星地表の90気圧を地球で例えると、深度900メートルの海中に匹敵し、この気圧だと大半のモノは押し潰されてしまいます。

また他にも、上空ではスーパーローテーションと呼ばれる、風速が秒速100メートルにもなる暴風が吹き荒れており、雲には濃硫酸が多く含まれています。

これが金星の実態で、お世辞にも地球とは似ているとは言えない、他を寄せ付けない過酷な環境。

さらには、金星は地球よりも太陽に近い内惑星のため、探査機をこの惑星に飛ばしても、太陽の重力に引かれて加速してしまうため、金星の軌道に乗せることが難しいということも、金星探査を遅らせる要因となり、これらが金星が近くて遠い存在と言える所以かも知れません。

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金星の地表の画像や動画はあるのか?

金星は厚い大気に覆われ、その地表がどのようになっているのか?外からでは見る事が出来ません。

過酷な環境を持ち、探査も難しいとされる金星ですが、それでも人類は幾度もこの惑星を探査しようと試みてきました。

多くの失敗を繰り返しながらも、1975年に旧ソ連の探査機・ベネラ9号が初めて金星の地表に着陸成功。地表の画像を地球に送信し大きな話題となりました。


「画像参照:ベネラ13号が撮影した金星地表写真(Ru.Wikipedia)」

その後、NASAの探査機・マゼランにより金星地表をレーダー観測。
これにより、金星の地形の98%が明らかになり地図も作成されました。

参考サイト:【金星カラー地図】

残念ながら、金星探査で撮影されたのは静止画像のみで動画はありませんが、静止画像をまとめた動画はいくつか存在しています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

最新の技術で明らかになるか?金星の素顔

探査機が金星の地表に着陸するには、濃硫酸の雲を通り抜け、90気圧もある500度近い場所に降りなければなりません。

つまり、例え地表に着陸出来たとしても、金属を溶かす硫酸と強烈な圧力がかかる灼熱地獄に晒されていれば、探査機の精密機器などすぐに壊れてしまいます。

実際、着陸に成功したベネラ探査機も、約1時間しか稼働せずに壊れてしまっています。

となると、やはり金星の地表での詳しい探査は無理なのか?
と諦めてしまうかも知れませんが、

ところが、そんな金星の環境でも、正常に作動出来る精密機器(コンピュータ・チップ)をNASAが開発に成功したとのニュースが。

新開発されたコンピュータ・チップの詳細説明は難しいので割愛させていただきますが、何でも?高温や高圧下でも耐えられる新素材を使うことで、金星の超過酷な環境下でも20日間以上は作動出来るとの事のようです。

NASAによると2023年に、このコンピュータ・チップを搭載した探査ローバーを金星に向け打ち上げる予定だとか!?

これについての新たな情報が分かり次第、このサイトでお伝えしようと思います。

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