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復活した金星探査機あかつきの軌道投入後の目的とミッション任務とは?

ニュースでも大きく取り上げられたJAXAが打ち上げた金星探査機あかつきですが、5年前に金星の衛星軌道投入を失敗し、2015年12月7日に再度軌道投入にチャレンジして復活。無事金星探査の任務を開始することが出来るようになりました。

ところで、金星にはこれまでNASAをはじめ各国が探査機を送り、この星の調査を行っています。
そんな中であえて今、JAXAが探査機を送り理由はどこにあるのでしょうか?
今回は、金星探査機あかつきの探査目的を中心に調べてみあちと思います。



金星とはどんな星なのか?

今回、探査機あかつきが送り込まれた金星とはどんな星なのかについてですが、
金星は、地球から最も近い距離にある惑星で、最短距離で約4,000万キロしか離れていません。

またこの金星は、地球創世期と同じ時期に生まれた星だとも考えられていて、地球とふたご星とも言われています。



しかし、”ふたご”とは言え、その環境はまったく違う星。
ご存じのように地球は、豊富な水と豊かな自然に恵まれた星なのに対し金星は、地表の温度は摂氏500度近く、気圧も90気圧と地球で言えば、水深900メートルの高熱・高圧の環境です。

当然ながら、そんな金星の劣悪な環境下で生命の存在は皆無なのですが、
何故、似たような”生い立ち”にあるこの2つの星にこれだけの差が生まれてしまったのか?については非常に興味があるところではあります。

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これまでの金星探査の歴史

これまで金星の探査には多くの予算が投じられ、旧ソ連やアメリカのNASAなどが金星に探査機を数多く送り込んでいます。

参考サイト:【金星探査の歴史】

しかし、地球から最も近い距離にあるこの星の探査は難航を極め、特に金星の地表に探査機を軟着陸させることは難しく、金星の過酷な環境に阻まれてきました。

「旧ソ連のベネラ13号が着陸した時に撮影した金星地表写真」


そのため、金星の表面に探査機を降ろすことは厳しいため、軌道上を周りながら金星表面を探査するという方法で計画を実行し、最近では1989年にNASAが打ち上げた「マゼラン」がレーダーによる詳細な観測で地形を調べ、金星の世界地図を作成することに成功しています。

参考サイト:【レーダー観測で作成された金星地図】

このように各国が送り込んだ金星探査機によって、かなりの成果は上げられています。

JAXAが金星にた探査機を送る目的・ミッションとは?

金星探査機あかつきはJAXAのPLANET-C計画とも呼ばれ、金星の周回軌道を楕円軌道で周り、最も金星に接近した時で上空300キロまで近づきます。
この高さは、国際宇宙ステーションISSが地球を周回する軌道とあまり変わらない高さで、非常に低空を飛ぶとも言えます。

この低空飛行により、金星の大気や雲の動きなどを調べ、金星にどのような気象現象が起きているのかを探査します。

また、金星にはスーパーローテーションとい呼ばれる毎秒100メートルにもなる暴風が吹き荒れているため、この暴風のメカニズムを調べるのもあかつきの任務となります。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

このように、探査機あかつきに与えられた主な任務は金星の気象観測とも言え、これまでの金星探査で解明出来なかった謎を調査することが最大のミッションと言えます。

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