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スペースコロニーの大きさはどれくらいで人口増加対策に効果がある?

スペースコロニーと聞けば、機動戦士ガンダムの世界を思い浮かべる人も多いかと思います。

ガンダムの世界の背景は、増え過ぎた人類をスペースコロニーに移住させ、地球上の人口をコントロールするというモノ。
いわゆる人類宇宙移民計画が実行された後の世界を描いたモノでした。

でもこれはSFアニメの世界だけの荒唐無稽な話ではなく、今後人類が抱える大きな問題”爆発的人口増加”
これを解決するために、どうすれば良いのかを1つのモデルとして提唱していて、ある意味これは実際の人類の未来を描いた世界なのかも知れません。



地球にやさしい人類の人口は?

2016年現在、世界の総人口は70億人を超え、80億人に迫ろうとしています。

本来、人間はそれほど繁殖力が高くはないため、自然の摂理から考えるとこれほど人口が増加するような動物ではないハズです。

しかし、人間には天敵がおらず、さらに優れた知能を使って生きるために快適な文明を築き、寿命も延びつつあります。
その結果、このように爆発的に人口が増えてしまったワケであり、今後も増え続けて行きます。

以前、ある本で読んだことがあるのですが、地球環境に優しい人類の人口は2~3億人程度とありました。
それが正しい人口かどうかはわかりませんが、その人数を基準とすると、現在の人口は数十倍にも膨れ上がっていることになり、今の地球環境問題は人類の人口爆発に起因していることかも知れません。

ガンダム世界から見る人口増加問題解決策

機動戦士ガンダムの世界では、まさにその人口爆発による地球環境悪化を懸念した背景があります。

この世界では世界人口が90億人を超えた21世紀半ばに、地球の衛星軌道上にスペースコロニーを建設を開始し、その人工の土地に少しずつ人類を移住させ、世界人口が150億人に達した頃には、人口の約半数に当たる90億人をスペースコロニー、及び月面に移住させているという設定になっています。

ガンダムの物語をご存じの人は、この人類宇宙移民計画により地球の環境が改善されたかどうかはおわかりだと思いますが、エゴの固まりの人類はそれでも変わることなく、地球環境の改善はおろか月や宇宙までも汚してしまいます。

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スペースコロニーの建設は実現可能なのか?

ガンダムに登場する宇宙空間に建造された人工の居住地、スペースコロニーはSFアニメの世界だけの産物ではなく、実際に科学者が提唱した”オニール計画”に基づくモノです。

オニール計画は当然ながら実行はされていないワケで、現時点では空想上の計画でしかないのですが、それでも科学的な根拠を基に提唱されており、将来的には建造が可能ではないか?と考えられています。

スペースコロニーとは?

オニール計画でのスペースコロニーは、外観がシリンダー型の円筒形で、直径が6キロ、長さが60キロの巨大な建造物です。
これを回転させて遠心力を発生させ、シリンダーの内壁部に生じる重力を地球上と同じ1Gにします。

そして1Gとなった重力下の内壁部の土地に、建物や道路、森や池を造り人工の地球を実現させます。

ちなみに、1基のスペースコロニーで東京23区並みの土地を造り出すことが出来るため、この中に数百万人~1千万人単位で人を住まわせることが出来ると想定されています。



しかし、スペースコロニーの実現には、次のような様々な問題点をクリアしなくてはなりません。

スペースコロニー実現のための問題点

スペースコロニーは、地球上の人口増加問題を解決するために、巨大な施設を建造しなくてはならないため、以下のような問題点が出て来ます。
  • 建設資材をどうやって宇宙に運ぶか?
  • 莫大な建設費用はどうするのか?
  • 数十億人の人類を移住させるためには、何基コロニーを建設しないといけないのか?
  • 人工重力に耐えられる強度を保てるのか?
  • 隕石や宇宙デブリ衝突対策はどうする?
  • 太陽風など有害な放射線被ばく防止対策
  • そもそも数十億の人が地球を離れ、スペースコロニーに移住してくれるのか?
といったように様々な問題点があるため、スペースコロニーによる人類宇宙移民計画の実現は不可能だという人もいます。

必ずやって来る人口増加問題をどう解決するのか?

スペースコロニー計画は、将来やって来る人類の人口が原因の地球飽和状態解決策の1つの案に過ぎません。

その日は意外に近く、21世紀中盤には世界総人口は100億人を超えると言われています。
そうなると、地球温暖化にも拍車がかかり、資源の枯渇、食糧不足も深刻な状態になることが考えられます。

これを食い止めるには、人口増加を抑える対策を取るか、今回ご紹介したような人類宇宙移民計画を実行に移すしかないでしょう。
また、人類宇宙移民計画はスペースコロニーへの移住だけではなく、今後開拓がはじまるであろう月面や火星への移住も考えられます。

しかし、月面や火星の移住には、どうしてもクリア出来ない決定的な問題があります。
それは重力の問題で、月面は地球の6分の1で、火星は3分のⅠしか重力がありません。

果たして、その低重力の環境下で人間が生きて行けるかは大きな疑問が残ります。
そうなると、地球とほとんど同じ環境を造り出すことが出来るスペースコロニーが最も有効的なのか?

それを判断するのは、近未来の我々の子孫です。

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