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スペースX社が計画する2024年火星有人飛行実現の可能性

近年、民間が宇宙開発に参入し出してから、ほんのチョットだけですが、宇宙が身近に感じはじめているかも知れません。

そんな宇宙開発に参入している民間宇宙ベンチャーの中で、最も勢いがあるのがアメリカのスペースX社ではないでしょうか。

そのスペースX社は、2024年に火星有人飛行を実現させると発表。

まだ誰も行ったことがない火星に、それもNASAよりも早く実現させると言っているスペースX社。

果たしてそれは本当に可能なのでしょうか?
そしてスペースX社が計画する火星までの道のりとはいったいどういうモノなのでしょうか?

スペースX社火星有人飛行計画とは?

2024年に火星有人飛行を実現させる計画を発表した米スペースX社。

この発表をしたのが2017年10月。
つまり、人類が初めて火星に向けて飛び立つまで、わずか7年しかないという事になります。

計画では、2018年半ばまでに火星行き宇宙船の建造に着手。

そして2020年代はじめには、人が火星で活動するための物資を乗せた無人貨物用宇宙船を少なくとも2機は打ち上げ、22年には火星地表に着陸。

これが成功したら、次はいよいよ人を乗せた宇宙船が火星へ向けて飛び立ちます。

この有人火星飛行においても複数(4機)の宇宙船を利用するそうで、2機が無人の貨物船。
もう2機が搭乗員を乗せた宇宙船だという事です。


2024年の有人火星飛行の目的

宇宙開発には膨大な費用がかかり、そこに民間企業が参入するとなれば、とてつもなく大きな財政リスクを背負うことになります。

そんなリスクを背負ってまで、何故スペースxは宇宙開発事業に参入し、さらには桁違いの経費と技術が必要になる火星有人飛行を計画するのか?

まず、2024年の火星有人飛行の目的は、火星の地表で水を探す事。

このような調査は、普通に考えれば無人探査機を何度も送って探すことが出来るハズ!?

しかし、無人探査機では、調査にかなりの時間と膨大な費用もかかります。

危険というリスクはあるかも知れませんが、自由に動き回れて、より詳細な調査が出来る人間を、実際に”現地”に送る方が、時間短縮にもなり費用も安上がりとなる。

一見、無謀とも思えるこの計画は、財政的リスクを考える意味でも、民間が実施するには効率的なのかも知れません。

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スペースx社が行う宇宙開発の最終目標とは?

スペースX社の創設者イーロン・マスク氏は、2060年代までに100万人規模の人間を火星に移住させるという壮大な計画を発表しています。

2024年の火星有人飛行は、そのための第一段階に過ぎません。

火星に人間を住まわせるには、まず”命の源”となる水源を確保しなければならない。
多くの人間が生活するために必要な水が、火星に存在するのか?
それが見つかなければ、火星移住計画も頓挫してしまう可能性があります。

火星移住計画を成功させ、そこで得た技術、ノウハウをさらに発展させ、太陽系全体を視野に入れた宇宙事業を展開するという、未来へ向けての大きな野望があると言います。

それは、木星や土星の宇宙観光であったり、さらには、火星も含め、人類が消費し切れないほどの膨大な資源が眠る宇宙の開発を進めることで、スペースX社は太陽系一の絶対的な企業として君臨することが出来る!?


「画像参照:スペースX社が描く火星植民のイメージ(Twitterより)」

すなわち、地球の国家をも凌駕する大企業を目指すという、あまりにも壮大な”夢・野望”がそこにはあると言われています。

2024年の火星有人飛行は無謀?

スペースX社は、現時点で宇宙ベンチャーとしては最も有力な企業と言えます。

しかし、2017年時点において宇宙への有人飛行も確立していない状況にあります。

果たして、そんな状況で数年後に火星有人飛行が出来るのか?

この無謀とも言える計画の発表に、多くの専門家は疑問を呈しており「不可能だ!」という声も挙がっています。

実際に火星飛行を実現させるには、財政的な問題だけでなく、技術的にも非常に難しいのが現状です。

あのNASAですら、2030年代の火星有人探査を目指しているのに、民間がそれよりもずっと早く実現させるのは現実的に考えれば無理なのでは?

そういった声が挙がるのは当然のことかも知れません。

また、2024年の有人飛行の目的が火星の水源探しとありますが、最近の調査で火星の土壌は汚染されていて、かなり毒性が強いと報告されています。

そんな土壌に存在するであろう水が、人が飲めるような水なのか?どうかも非常に疑問なところです。


「画像参照:無人探査機バイキング1号が撮影した火星の地表(Wikipediaより)」

また、この壮大なプロジェクトには、膨大な費用もかかることは必至。

この資金をスペースX社を自社で賄うことは難しく、そうなると出資者を募る必要も出て来ます。

果たして、この無謀とも言える計画に賛同し、膨大なお金を出す出資者が見つかるのか?
それも疑問が残るところです。

ただ、この計画の発表に際しスペースX社CEOイーロン・マスク氏は、このように付け加えています。

火星有人飛行計画は「強い願望に近いもの」ではあると・・・

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