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星空の天体観測での惑星と恒星の見分け方と肉眼で見える星の探し方

夜、星空を眺めていて無数に散らばる星の数々。
そんな星のほとんどは、遥か遠くにある太陽のような燃える星・恒星です。

しかし、そんな中にも我々太陽系に属する木星や土星など惑星たちも含まれていますが、
それがどれだか判別出来ない人は多いと思います。

ここではそんな惑星と恒星の見分け方について、そしてより惑星の魅力を観測する方法について解説してみたいと思います。



惑星と恒星を見分ける方法

星空を観測する際、惑星と恒星を見分ける方法は、もしかしたら学校の授業などで習ったかも知れませんが、比較的簡単に見分けることが出来ます。

その方法とは、瞬いて見えるのが恒星で、瞬かないのが惑星。
何故、こんな見分け方が出来るのか?
その理由は、その星と地球との距離が関係してきます。

恒星は地球から非常に遠く、近くても数光年も先にある星のため地球に届く光が細くて弱い。
そのため地球の大気の影響を受けやすく、大気の揺らぎでまたたいているように見えます。

一方、惑星の方は恒星に比べれば圧倒的に地球に近いため、届く光も太くなり大気の揺らぎの影響も受けにくくなるため、またたかずハッキリと見えるようになります。

しかし、この見分け方はあくまでも一般的な見分け方であり、
必ずしもこの方法で100%見分けられるワケではありません。

見分け方の方法には条件がある

瞬いて見えるのが恒星で、瞬かないのが惑星。
この見分け方で間違いではないのですが、必ずしもこれが100%ではなくその見分け方には条件があります。

まず、恒星の中にはまたたいているかどうか分かりづらい星もあり、例えば、おおいぬ座のシリウスなどは全天で一番明るく輝く恒星で約1.5等級あります。
シリウスは地球に近く(約8.6光年)、質量も大きく温度も高いため非常に明るく見えています。
このため、シリウスの瞬き度は低く惑星と間違えてしまう場合もあります。

ちなみにシリウスの見つけ方も非常に簡単で、
冬の星座の代表格であるオリオン座の左下に、ひと際大きく輝く星を探せばそれがシリウスです。



そして惑星についてはさらに条件があり、瞬いて見るのにはその惑星が地球に近づいた時に限り、地球から遠ざかると瞬いて見えづらくなります。
また、夜空を眺め肉眼で見える惑星も金星、火星、木星、土星に限定され、他の星は地球から遠過ぎるため肉眼で確認するには非常に難しくなります。

一般人が太陽系の惑星の観測する方法

現在、太陽系には8つの惑星があることがわかっていますが、
それらの惑星を一般の人が観測すには、どのようにすれば良いのでしょうか?
8つの惑星の観測方法を1つずつ解説してみたいと思います。

水星の見つけ方

水星を一般の人が観測するには、かなり難易度が高くなります。
理由は、水星は太陽に最も近い惑星のため太陽光に邪魔をされ観測が困難、さらに大きさも地球の3分の1ほどしかなく肉眼で観測するにはかなり難しい星です。

それでも、絶対に見ることが出来ないというワケではなく、条件さえ整えば観測することは可能です。

参考サイト:【水星の見つけ方】

金星の見つけ方

金星は全惑星の中で最も見つけやすい惑星だと言えます。

昔から金星の事を「明けの明星」「宵の明星」などと表現しているのがその証拠で、地球から最も近い惑星のため非常に明るく見え、それに加え太陽にも近いということで、夕方(宵の明星)や明け方(明けの明星)にひと際大きく輝いて見える星がほぼ間違いなく金星で、それ以外の時間帯に金星を見ることは出来ません。



火星の見つけ方

地球のすぐ外側を周る惑星・火星。
もちろん肉眼で見えるのですが、火星そのものが地球の半分ほどの大きさのため、接近しないと良くは見えません。

火星が地球に接近するのは約2年2カ月毎。そのときの地球と火星の位置関係にもよりますが、最接近したときでマイナス3等級ほどの明るさで赤く輝いて見え、この最接近のサイクルは約15年毎。
地球から離れていても1等級ほどの明るさで見ることは出来ます。

ちなみに、次に地球と火星が接近するのが2018年7月31日。
この時に、国立天文台などの天文情報が公開されるサイトを閲覧すると詳細がわかるでしょう。

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木星の見つけ方

木星は地球から6億キロ以上も離れた遠い惑星なのですが、地球の11倍もある巨大な惑星のため金星の次に明るく見えます。

明るさはマイナス3等級ほどですので、春から夏にかけて夜空を見上げ一番明るく輝いて見える星が木星ですので見つけやすいかと思います。

土星の見つけ方

天文初心者など一般の人が一番見てみたいと思うのは、見事な環を持つ土星ではないでしょうか。

地球から約12億キロ離れた土星ですが、この惑星も非常に大きな星ですので比較的明るい0等級ほどで見えます。

しかし、お目当ての環を肉眼で見ることは出来ませんが、
土星の環を見るなら、倍率の高い双眼鏡でも大気の状態が良ければ、何とか見える場合もありますが、
やはり天体望遠鏡を利用して観測することをオススメします。

天王星や海王星の見つけ方

天王星や海王星は非常に遠い惑星のため、肉眼でも見えにくく、天王星は6等級ほど、海王星は8等級と非常に暗い星です。

そのため、初心者などがこれらの星の観測に挑戦することは難しく、天体望遠鏡を用いても観測はなかなか困難だと思います。

惑星の探し方のポイント

惑星は恒星と違い、季節毎に同じ場所に現れるワケではなく、
金星や木星など目立つ惑星はともかく、それ以外は初心者が簡単に探せる星ではありません。

そのような惑星を探す場合は、専門機関の情報を参考にすると良いでしょう。

参考サイト:【ほしぞら情報「国立天文台」】

こういったサイトで情報を得ると、より簡単に目的の惑星を探せるようになると思います。

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