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土星の衛星タイタン探査機着陸で判明した大気の特徴と生命存在の可能性

土星の衛星で最も知名度が高い星がタイタンではないでしょうか。
この星は惑星が携える衛星としてはかなり大型で、何より大気の存在が確認されています。

となると、この星に生命の存在への期待が高まってくるわけですので探査の重要度も高い星となります。
果たしてこの大気のある星・タイタンはどんな星で、生命存在の可能性はあるのでしょうか。



衛星・タイタンは65個存在する土星の衛星の中で最も巨大な星です。
そのため、市販の天体望遠鏡でも観察が出来る最も遠い場所にある衛星のひとつです。

衛星・タイタンの基本情報

以前から衛星・タイタンには大気があると考えられていて、最初にタイタンを探査したボイジャー1号により、大気の存在が確定的となり、以後この星への詳細な探査が期待されていました。

そして、その後タイタンの詳細を探査するため本格的な探査機「カッシーニ」が送られ徐々にタイタンの謎が解明されつつあります。

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「衛星・タイタンの基本情報」
  • 直径:5,152キロ
  • 土星からの距離(平均):122万キロ
  • 公転周期:約16日
  • 自転周期:公転周期と同期の約16日
  • 表面気圧:地球の約1.5倍


このように、タイタンは月よりもかなり大きく、惑星である水星よりも大きいため大気を留めるだけの重力を十分に持っていると考えられています。

衛星・タイタンの特徴~生命存在の可能性

大気を保有している衛星・タイタン。その大気はかなり厚く気圧が地球の1.5倍もあります。

通常これほどの大気が厚ければ、その温室効果で地表の温度が高いと想定されますが、熱の供給減である太陽から15億キロ近い距離にあるため、温室効果が働かず地表の温度は約マイナス180度ほどと超極寒の環境です。

また、極寒の環境に加えタイタンの大気の主な成分はメタンのため、大気はあれど生命の存在には適さない環境と考えられていて、これは土星探査機・カッシーニによって確認され、そのため今後の探査の重要度は低くなるものと思われます。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

タイタンへ着陸を成功させた探査機・ホイヘンスの功績

土星探査機・カッシーニにはタイタンを詳しく調査するための小型探査機・ホイヘンスが搭載されていて、2005年にタイタン上空で切り離され地表に着陸を成功させています。

ホイヘンスはタイタンの地表の鮮明な画像を地球に送ってくれたのに加え、タイタンの大気中の音声も地球に送られてきました。

参考サイト:【Sounds of Titan(タイタンの音)】

またホイヘンスにより、タイタンには地球と似たような気象現象がありメタンの雨や風が吹き荒れ、メタンの川も流れていることが確認されていますが、そこに生命の痕跡などはありません。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

ホイヘンスによるタイタンの地表調査である程度この星の状況がわかってきたため、これまで期待されていた生命が存在しうる環境でないことも判明し、今後”生命存在”の期待は別の衛星・エンケラドスに移行すると思われます。

エンケラドスもカッシーニの探査により、生命存在の可能性が非常に高まったことで、いづれはタイタンと同じように地表を調べる探査機が送られるかも知れません。

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