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超新星爆発の常識を超える巨大な威力の天体の衝撃波エネルギーは?

先日驚きの天体大発見があったことで話題になりました。
それは人類の天体観測史上最大の超新星爆発の発見。その超新星爆発における光度明るさは、なんと!太陽の5,700億倍と言われています。

我々にとって太陽はとてつもなく巨大な存在で威力も絶大です。にも関わらずその太陽の5,700億倍の天体とはとても想像出来ません。
いったい今回発見された超新星はどんな天体でその衝撃波エネルギーとはどんなモノなのでしょうか。



そもそも超新星爆発って何?

このサイトでも超新星爆発についていくつか情報を載せていますが、超新星とは、”新しい星の誕生”に繋がる星が寿命を終えたときに発生する”星の爆発”です。

質量が大きな星(恒星)は、星として維持するための燃料(熱核融合)が無くなると重力崩壊を起こし大爆発します。
それが超新星爆発といい、爆発して突然新しい星が出現したように見えることから超新星とも呼ばれますが、この爆発のより星間物質がさらに密度を増し新しい星の誕生を促す要因となることもあることから、2つの意味を込めた”超新星”という呼び名になっています。

ちなみに、超新星爆発を起こす恒星は太陽の8倍以上の質量を持つ星とされ、太陽の30倍上の質量の星ともなると、あまりにも巨大な重力のため超新星爆発後の運命は、無限の重力を生み出すブラックホールだと言われています。

太陽のエネルギー

発見された太陽の5,700億倍の明るさを持つ巨大な天体の解説をする前に、まずは基準となる太陽の光度は、我々地球に住む生物にとって十分な明かるさとエネルギーをもたらし、生命豊かなな星を育んでくれています。

太陽の持つ質量は地球の約33万倍で、太陽系全体の99.86%占め、残りの0.14%で地球を含めた惑星や衛星、その他小天体で構成されていますので、いかに太陽が巨大なモノかということがわかるかと思います。

そんな巨大なエネルギーを放つ太陽よりも5,700億倍も明るいとされる天体とはいったい?

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観測史上最も明るい超新星とは?

今回発見されたとてつもなく巨大な超新星は「ASASSN-15lh」と呼ばれ、太陽系から約38億光年彼方ににある星です。

通常、超新星爆発を起こすときの光度は、恒星が1000億個集まったほどの明るさ。
そして今回見つかった超新星(「ASASSN-15lh)はその2倍以上、2,000億個以上集まった恒星の光度ということになります。

また、ASASSN-15lhが放出しているエネルギー量は通常の超新星の約200倍で、我々太陽系が属する天の川銀河よりも20倍明るいといいますので、想像を絶する巨大なエネルギーを持つ天体だということがわかります。

残念ながら、何故ASASSN-15lhがこれだけのエネルギーを放っているのかについては謎のままで、今後の研究で解明していく予定だと言います。

もしも太陽の5,700億倍も明るい超新星爆発が至近距離で起こったら?

通常、これだけの巨大な天体は地球から数億光年~百数十億光年の遠い天体で見つかります。
今回のASASSN-15lhも38億光年彼方にある天体です。

これらの天体が遠い理由のひとつとして、宇宙が誕生した初期の頃に生まれた天体であることが推測され、当時の宇宙のエネルギーがいかに巨大で活発だったことの証拠にもなると言われています。

そのため、ASASSN-15lhのような超巨大な超新星爆発が太陽系の近くで起こることはあり得ないのですが、もしそれが起こったとしたらどうなるのか?



通常、超新星爆発が起こるとその影響は半径50光年の範囲に及ぶとされています。
もしも、光度が太陽の5,700億倍にも及ぶ超新星爆発の影響は半径数百光年以上にも及ぶことが推定され、太陽系がその範囲内にあったとしたら、地球はもとより太陽系そのものが壊滅的な被害を受けると予想されます。

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