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ニューホライズンズ冥王星探査後の次の目的地はカイパーベルトの巨大彗星

人類史上、地球から最も遠い天体・冥王星を探査した無人探査機「ニュー・ホライズンズ」。
この探査機の最終目的地は冥王星か?と思っている人も多いかと思いますが、実は冥王星よりももっと地球から遠い天体を探査する任務も課せられています。

現在、太陽系には一番外側にある準惑星の冥王星を含む惑星が9つあるとされていますが、さらに外側に向かう予定のニュー・ホライズンズの最終目的地はどこなのか?それを調べてみました。



「ニュー・ホライズンズ」の冥王星探査の成果

地球からの平均距離約50億キロ以上と遠く離れていたため、その詳細を調べることが出来ず、謎の多い天体だった冥王星。
この遠い星まで約9年半かけて向かい、2015年7月に冥王星にたどり着いた太陽系外縁天体探査機「ニュー・ホライズンズ」。

ニュー・ホライズンズの冥王星探査は大成功で、数々の鮮明な冥王星の画像や詳細なデータを地球に送り届けてくれました。

参考サイト:【New Horizons】

ニュー・ホライズンズは冥王星の地表の詳細な画像のデータや大気分析、またこれまで冥王星にある衛星のうち最も大きな「カロン」以外はほとんどわかっていませんでしたが、ニュー・ホライズンズによって残り4つの衛星の姿がハッキリと捕えることが出来ました。

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冥王星探査の目的

今回ニュー・ホライズンズが訪れた冥王星は月よりも小さく、大気もほとんど無い天体です。
そのため、一見あまり調査の重要度が低いようにも思われますが、何故巨額の費用をかけて冥王星探査を行ったのか?

理由はいくつかありますが、ひとつはこれまで太陽系の9つの惑星でまだ探査が行われていなかったのが冥王星。
現在の冥王星は惑星ではなく、ワンランク下のカテゴリー”準惑星”ですが、長く惑星として認識されて来ましたので、太陽系の仲間としてしっかりとその正体を確かめる必要があったとされています。

さらに、冥王星がある位置は、太陽系の起源を知る上でも重要なエッジワース・カイパーベルトの中にある天体ですので、冥王星を探査することで太陽系の起源を知ることが出来る可能性があるため、調査の重要度が高いと考えられてきました。

ほかにも大気の分析や、衛星・カロンとの関係性なども探査の目的となっています。

ニュー・ホライズンズ冥王星探査後の次の目的地

ニュー・ホライズンズの主たる調査対象は冥王星でしたが、それ以外にも太陽系の外縁天体を探査する目的があります。

ニュー・ホライズンズの目的である外縁天体とは、すなわち冥王星も含むエッジワース・カイパベルトであり、カイパーベルトとは、海王星軌道の外側に広く分布する円盤状に小天体が密集する宙域の事で、ここに太陽系の起源を知る上で重要な天体が多数あると考えられています。

今回、冥王星探査を終えたニュー・ホライズンズが次に向かう天体が、カイパベルトの中に存在するハッブル宇宙望遠鏡が発見した3つの巨大な彗星で、2019年から2020年にかけて調査をする予定になっています。

そしてそれら3つの彗星探査を終えたニュー・ホライズンズは、パイオニア10号やボイジャー1、2号と同様に太陽系を離脱し果てしない宇宙の旅に出る予定です。

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