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太陽系近距離恒星(赤色矮星)に大気存在惑星発見で生命調査

人類は、太陽系外に惑星を探すという試みを続けていて、
これまで数千個にも及ぶ、太陽系外惑星を探し出すことに成功し、
今後もさらにその探査は続く予定です。

そんな惑星探査で、最も注目を集めているのが赤色矮星。
赤色矮星に属する惑星を探査すれば、もしかしたら生命の発見にも至るかもしれない。

実は、その可能性があるかも知れない惑星が、既に見つかっています。
それは意外と太陽系に近い場所に!?
となると、非常に興味をそそる情報かもしれませんね。



何故、赤色矮星の探査がアツいのか?

恒星は表面温度でタイプ別(スペクトル型)に分類されていて、
表面温度が高温の順に以下のように分類されています。

表面温度(k) 分類色
29,000~60,000 O
10,000~29,000 青~青白 B
7,500~10,000 A
6,000~7,500 黄白 F
5,300~6,000 F
3,900~5,300 K
2,500~3,900 M

我々の太陽のスペクトル型はG型で、表面温度は約6,000度。
GV型の”黄色矮星”とも呼ばれています。

一方の赤色矮星は、分類は最も温度の低いM型。
そのため、質量・サイズも太陽よりかなり小型の暗い恒星のため、
肉眼では、ほぼ見つけることが不可能な星でもあります。

では、何故このような小型で暗い恒星に探査の目を向けるのか?

その理由はいくつかあり、
  • 有害な放射線の放出が少ない
  • 代謝が少ないため、恒星の寿命が長い
  • 代謝が少ないため、恒星の寿命が長い
  • 天の川銀河で最も多い恒星(約4分の3を占める?)
  • 赤色矮星の2~6個のうち1つには、生命生存可能領域
    (ハビタブルゾーン)に惑星が存在すると推定

などといった理由で、太陽系外の惑星探し。
そして、地球外生命体を探すには、赤色矮星が最も”アツい”らしいのです。

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赤色矮星探査で発見された注目の惑星

2016年5月に発見され、話題となった地球に似た惑星を持つ恒星系「Trappist-1」
太陽系からわずか40光年ほどしか離れていない、近距離にある恒星系です。

この「Trappist-1」は赤色矮星で、質量が太陽の8%ほどしかなく、
大きさは木星より、一回り大きい程度で、表面温度は約2,600度。

恒星としては、最も小型の部類に入る星だそうです。


「画僧参照:YouTube

この恒星には、地球に似た岩石惑星が3つも発見(Trappist-1a,1b,1c)されましたが、
そのうち2つの惑星(Trappist-1b,1c)に大気が存在することが判明し、
もしかしたら、この2つの惑星には、生命が存在する可能性がるかも知れないと、期待が高まっています。

では、何故この惑星に生命存在の期待があるのか?

それは、まず、これらの惑星がハビタブルゾーン内を公転しているからで、
さらに、大気も生命が育まれるほど高密度の厚さ。

もちろん、これだけの条件では、必ずしも生命が存在するとは言えませんが、
一部の科学者は、大気は地球よりも金星に近いのでは?と見解を示している人もいます。

何故なら、主星である赤色矮星「Trappist-1」は、太陽のような可視光ではなく、
温室効果の高い、近赤外線を主に放射し、惑星の表面を必要以上に温めてしまい、
金星のような、生物の住めないような環境になっている可能性もあるとか?!

もし生命の存在が確認出来たら第二の地球になりえる?

「Trappist-1」は太陽系にとても近い恒星系です。

となれば、もしこの恒星系の惑星に生命存在が確認出来たら、
将来、人類が居住出来るような第二の地球になり得るのか?

「Trappist-1」太陽系から近い40光年といっても、今の人類にとっては
とても、そこまで行けるような距離ではなく、
結論としては、現段階での人類の科学力ではとても不可能。

それが可能になるには、SF映画のような、
恒星間航行を可能に出来る未来が実現できればの話になるでしょう。

また、もし人類が「Trappist-1」まで行けるようになったとしても、
必ずしも、その惑星が地球と同じような環境とは限りません。

大気の成分も違うでしょうし、
何より、その星に住む生物と人類は、遺伝子構造そのものが違う可能性も高いため、
環境の全く違う生物同士が、共存出来るかどうかも未知の確率ではないでしょうか?

何はともあれ、今後も詳しい調査が続く「Trappist-1」。
この恒星系の惑星に生命が存在することが確認できれば、人類初の快挙であり、
地球以外にも生命が存在する、という証明が出来ることは間違いありません。

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