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冥王星のハートマークの正体と探査機ニューホライズンズに込められた想い

NASA(アメリカ航空宇宙局)が2006年に打ち上げたむ太陽系外縁天体探査機「ニュー・ホライズンズ 」が2015年初頭に冥王星軌道に到達し、これまで謎に包まれていた元太陽系第9番惑星・冥王星が少しずつ姿を現してきて話題になっています。

そんな冥王星ですが、ニュー・ホライズンズが撮影したこの星の全体画像に映った奇妙なハート型の大きな模様。
これに注目が集まっていますが、このハートの正体っていったい何なのでしょうか?
今回は、このハート模様を中心にニュー・ホライズンズが捕えた冥王星の姿について調べてみました。



元は太陽系の惑星として位置づけされていた冥王星ですが、それがワンランク下の準惑星に格下げになった理由として星自体の大きさもあり、月よりも小さいということがあります。

月よりも小さく地球から48億キロ以上も離れているため、あのハッブル宇宙望遠鏡でさえ冥王星の詳細な姿を捉えることは出来なかったのですが、ニュー・ホライズンズが冥王星まで行ったことで、その全貌を捉えることに成功しました。

冥王星に映し出された奇妙な模様

ニュー・ホライズンズが撮影した冥王星の全体画像。
そこに映っていたのは、南半球に広がる大きなハート型の模様。



地球から遠く離れ、これまで人類が探査機を送ってこなかった冥王星だけに、この可愛らしい?ハター型の模様はある意味感動的とも称され画像が公開されて以降、かなり話題になっています。

冥王星のハート型の模様の正体

ハート型模様の正体は氷の平原だと言われ、ニュー・ホライズンズがこのハート型模様を拡大しても撮影し地球にデータを送って来ています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

なお、このハート型の領域は冥王星を発見したクライド・トンボーにちなんで「トンボー領域」とも名づけられ、平原に見えるこの部分も実際はかなり凹凸が激しく、3,500メートル級の氷の山も連なっていることが観測されていて、氷の主な成分は一酸化炭素だという事です。

他にも見つかった可愛らしい模様

ハート型模様が話題になっている冥王星ですが、それ以外にも可愛らしい模様が発見されています。
それが以下の部分の画像ですが、この模様が犬に見えるとネットで話題になっています。



しかもこの模様、冥王星の英名プルート(Pluto)にかけてディズニーの人気キャラクター・プルートに似てると言われています。

ディズニーキャラクター・プルートは1930年に誕生。
その年に冥王星もクライド・トンボーによって発見されており、プルートの名の由来は冥王星から来ているとの事で、この模様がプルートに似ているというのもそこから来ていると言われています。

しかし、このプルートの模様はニュー・ホライズンズが撮影した時の角度から偶然その様な模様に映っただけであって、他の角度から撮影しても同じプルートの模様に見えるとは限りません。

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冥王星探査に込められたもうひとつの想い

ハート型の模様や犬の模様などで、遠い地の謎の星のイメージが少し和らいだとも思える冥王星ですが、この星の探査には他にも想いが込められています。

それは、冥王星発見者のクライド・トンボー博士も想い。



トンボー博士はわずか24歳の若さで冥王星を発見しています。
その後も宇宙に夢をはせ人生を過ごした博士は90歳で亡くなり、遺言に「遺灰を宇宙に持って行ってほしい」を残し、その遺志に応えるため博士が発見した冥王星探査に向かう「ニュー・ホライズンズ」に約28gの遺灰を乗せ旅立っています。

そんなトンボー博士の想いを乗せたニュー・ホライズンズは冥王星探査を終えたあとは、さらに太陽系外縁探査に向かい、その後は太陽系の外に向けて旅立つとの事。
つまり、遺灰とは言えトンボー博士は、人類史上初めて太陽系の外に出る人物となるわけです。

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