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七夕伝説が由来の織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)の正体

毎年、七夕の時期に話題になる織姫星と彦星。

織姫星は、こと座の1等星・ベガ。
彦星は、わし座の1等星・アルタイル。
どちらも、その星座で一番明るい恒星で、七夕の7月7日に見頃になり、
日本では古くから伝説として、織姫と彦星のラブストーリーとして語り継がれています。

でも、この織姫星と彦星って本当はどんな星なのでしょうか?
ここでは、伝説の星としてではなく、これらの星の正体について調べてみたいと思います。



七夕伝説の由来

7月7日。笹に願い事を書いた短冊を吊るし、織姫星と彦星に願い事をする風習が古くからあります。

天の川を挟んで、西岸に住む織姫は美しい機織り娘。
東岸に住む彦星は牛使い。
どちらもとても働き者でしたが、2人が結婚したことで働かなくなり、それが織姫の父親の怒りを買い、2人は天の川を隔てて離れ離れされてしまい、仕事に励むことを条件に七夕の夜だけ再会することが許される事に。

それが、織姫と彦星の年に1回の再開日”七夕伝説”として語り継がれています。

それが、夏の星空の代表的な星であり、ベガ・アルタイル・そしてはくちょう座の1等星・デネブが加わり「夏の大三角」を形成しています。


「画像参照:Astro Arts

ちなみに、「冬の大三角」は、おおいぬ座・シリウス、こいぬ座・プロキオン、そしてオリオン座のベテルギウスが有名です。

さて、願い事を叶えてくれる?夏のロマンティックな星。
織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)って、本当はどんな星なのでしょうか?

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織姫星の正体

織姫星は、こと座で最も明るい恒星・ベガ。

地球から約25光年離れています。
大きさは太陽の約2.7倍で、質量は2.5倍。
表面温度は約1万度もあり、太陽のスペクトル型がG2V、ベガがA0Vですので、太陽よりかなり大型の恒星と言えます。

参考サイト:【恒星のスペクトル型】

なお、最近の観測でベガには惑星系が存在する可能性があるとの事です。


「画像参照:ウィキペディア

彦星の正体

彦星は、わし座で最も明るい恒星・アルタイル。

地球から約17光年離れています。
大きさは太陽の約1.6倍で、質量は1.8倍。
表面温度は約8千度。スペクトル型がA7V。
質量は、ベガの方が大きいですが、ほぼ同型の恒星と言ってもよいと思います。


「画像参照:ウィキペディア

なお、アルタイルは誕生してから数億年しか経過していない非常に若い星ですが、質量が大きいため、寿命は太陽よりも短く、約35億歳前後で恒星としての寿命が尽きると考えられています。

織姫と彦星、天の川の位置関係

ロマンティックな伝説のある七夕伝説。

織姫星と彦星は、天の川を挟んだ対岸にありますが、
実際の織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)の距離は約16光年あり、
さらに、天の川はさらに後方で、約2万光年の距離。

当たり前ですが、星座の世界ですので、あくまでも見た目で、昔の人がこのような伝説を創り上げたものです。

それでも、あまり星空を見上げる機会の少なくなった現代人にとって、このような星の伝説があるということは、改めて星を眺めてくれる良い行事になってくれるのではないでしょうか?

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