宇宙人は存在するのかしないのか?そんな論争が巻き起こってから半世紀以上。明確な事の発端となったのは1947年に起こった「ロズウェル事件」ではないでしょうか?
ロズウェル事件についてはアメリカ政府はこれまで事実関係を濁し曖昧な状態が続いて来ましたが、アメリカ政府はついにこの事件を含めた宇宙人存在の真実を明らかにするというのです。
それが早ければ1年以内にでも公開されるらしいのです。果たしてその真偽はどうなのでしょうか?もし宇宙人の存在を公式に認めるとしたら、間違いなく世界中が震撼する事でしょう。
宇宙人の秘密を公開するよう要求
世界各国で目撃情報が絶えないUFO。非常に不可解な動きをし、とても人間が造り出した乗り物?には思えないため、必然的に未知の物体でそれを操っているのが宇宙人ではないか?との憶測が飛び交い、今ではUFO⁼宇宙人の乗り物といったイメージが先行し、中にはUFOから宇宙人が現れたとの目撃情報があるほど。しかしながら、明確な証拠は何もなく未だに謎に包まれた未確認情報に過ぎません。「Image Credit:UAP(未確認空中現象)(WIRED.jpより)」
そんな一連のUFO事件をこれまで調査を行って来たとされるアメリカ政府に対し、情報公開を求めるよう要求しているのが弁護士のダニエル・シーハン氏。
シーハン氏によると、アメリカの6つの軍、18の諜報機関、32の国防総省の機関全てが、現在持っているUFOや宇宙人に関する秘密情報を全て集めるよう要求しているとの事で、アメリカ政府当局が、その情報を世界に向けて公開するための「制御された開示プログラム」を立ち上げていることを示唆していと言います。
これにより早ければ2024年10月18日までに、アメリカ政府が調査を行って来た1947年に起こった「ロズウェル事件」も含め、秘密情報の公開に踏み切る可能性があるとの事です。
世界で最も有名なUFO事件「ロズウェル事件」
第二次世界大戦終戦後間もない1947年7月。アメリカニューメキシコ州ロズウェル付近に未確認飛行物体が墜落。これを米軍が回収し「宇宙人の乗った宇宙船が墜落した」と大騒ぎになったモノの、米軍はこれを否定し「回収したのは宇宙船ではなく気象観測用の気球だった」と公表したのが事の顛末なのですが、しかし目撃情報や回収作業にあたった関係者たちは、真っ向から米軍の主張を否定。しかも、墜落した宇宙船から宇宙人も保護されたという証言が飛び出す等、未だに未解決なのが「ロズウェルUFO事件」なのです。「Image Credit:1947年7月8日に発行されたロズウェル事件を報じた新聞記事(Wikipediaより)」
アメリカ政府が公開せざるを得なくなったUFO事件
ロズウェル事件についてアメリカ政府は宇宙人の存在を認めていませんが、その後もUFO目撃は相次ぎ、その中には米軍が関係した目撃情報をいくつかある事もあり、政府も静観し続ける事が出来ず、ついにはUFOの真相究明に乗り出さざる得ない状況になってしまい、そのきっかけになったのがこの動画を発端とした目撃情報です。上動画↑↑は、2004年11月14日にカリフォルニア州カタリナ島の沖合を飛行中の米軍戦闘機が赤外線カメラで撮影したモノで、撮影されている未確認飛行物体は、戦闘機に並走するように高速(時速約900キロ)で飛び、しかも海上150~300mの低空を滑るように飛行しながら、不規則な動きを見せておりレーダーにも映らなかったそうなのです。
またこの動画は一例に過ぎず、米軍はこれまで150件以上も未確認飛行物体を目撃している事もあり、政府はUFOをUAP(未確認空中現象)という名称に改め、正式な調査を行う事になったのでした。
アメリカ政府は宇宙人の存在を認めるのか?
シーハン氏の言う事が正しければ、近日中にもアメリカ政府は、UFOや宇宙人に関する何等かの発表をすると思われますが、この機密に関わったとされる元空軍上級情報将校は、「人間ではない複数の生命体」や「墜落した宇宙船の物体」をアメリカ政府が所有している事もリークしており、これに対しても政府が裏付ける証拠を出して来るではないかとの期待を寄せる人もいるようです。いずれにせよアメリカ政府が正式発表をするのであれば期待をしたいところではありますが、これまでどおり「証拠が確認出来ない」「わからない」と言った回答も十分予想出来ますが、もし政府が宇宙人の情報をか隠しているのであれば、何故その必要があるのか?そこも気になるところなのですが、何等かの納得いく答えを出さない限り、この宇宙人論争はこの先もずっと続く事になるでしょう。