天体観測で夜空を見上げ、宇宙に関心を持ってくれ人が増えるということは、天文ファンの一人としてとても嬉しく思います。
天文・宇宙の良さをアピールして世の中に広げてくれる芸能人や有名人の中にもたくさんいます。
そんな天文ブームをけん引してくれる宙ガール有名人のひとり。加藤シルビアさんを今回はご紹介します。
美人で知的な肉食の理系の女子(リケジョ)としても知られる彼女ってどんな方なのでしょうか。
加藤シルビアさんてどんな人?
良くテレビを観る人はご存じでお馴染みと思いますが、加藤シルビアさんは民法キー局TBSのアナウンサーです。◆ 参考サイト:TBS
女子アナは、テレビ局の顔として活躍している事もあり当然ながら聡明で美人の方であり、加藤さんもまたTBSの顔として報道番組やバラエティー番組にも良く出演されています。
彼女はハーフ(日本人の父親とポーランド人の母親)ですが、1986年埼玉生まれで生粋の日本人で、彼女の最終学歴は、お茶の水女子大学理学部物理学科でしかも宇宙を知るには欠かせない量子力学を専攻しています。
そして彼女を天文系のこのサイトで紹介するということは、量子力学を専攻しているだけに?宇宙好きの宙ガールだという事になるのかも知れません。
加藤シルビアさんが大学で専攻した量子力学とは?
量子力学には宇宙論に繋がる量子宇宙論というモノが存在します。これは、宇宙の誕生から現在に至るまでの宇宙の謎に迫る理論のほどんどを占めるものとして知られており、人類がこれまで大きな謎としてきた宇宙の謎解明には欠かせず、ニュートリノのような極小の素粒子から、アインシュタインの相対性理論のような巨大な重力と光の関係に至るまでの基礎には必ず量子力学そして量子宇宙論が適用されています。
つまり宇宙の謎をひも解くとき、巨大なマクロの宇宙もその始まりは小さなミクロが集合し宇宙を形成しているという考え方。
「小が集まり大を成す」これが宇宙に当てはまることで量子力学の知識は重要となって来ます。
加藤シルビアさんが好きな宇宙の世界
加藤シルビアさんは2015年に宇宙に関する1冊の本を出版しています。その本の名はズバリ「宇宙女子」。
大学の後輩で同じ理学部物理学科を専攻したタレントの黒田有彩さんと共同で出版しています。
幼き頃から科学に興味を持ち、その中で宇宙についても憧れを持ち勉強するようになった彼女。大学で量子力学を専攻するほどですから、相当な理系女子(通称:リケジョ)なことが想像出来ます。
加藤さんたちが出版した「宇宙女子」にも書かれていますが、女性で科学など理系に興味を持つ人が少ない中、どのように科学や宇宙が好きになったか?誰でも興味を持ってもらえるような素晴らしさが宇宙にはあると説明しています。
科学・宇宙となると少し硬いイメ-ジもありますが、加藤さんのような方が広めてくれると、さらに宇宙に関する人々の関心が高まる可能性があります。
リケジョ、そして宙ガールブームの発信源になってくれる加藤さんたちが活躍してくれると、予算、資金難で苦しむ宇宙開発事業の後押しになってくれるのではないでしょうか?
私も量子力学とか相対性理論に興味をもっています。しかし教科書を読んでも完全に理解できません。宇宙の大きさについては私なりの理論を作って計算してみたらキロメートルの単位で23桁の数値になりました。もちろん有限無境界の宇宙として計算したものです。
私も物理学専攻で量子力学は勉強しました。
しかし、学部レベルでもしっかり理解するのはなかなか難しいのではと思います。
量子宇宙論とかというのは学部ではやらないのでは??
加藤シルビアさんはどこで素粒子や量子宇宙論を勉強したのか?気になります。