Sponsored Link

火星最接近スーパーマーズの肉眼観測は2018年がおすすめ!

2016年5月31日。火星が地球に最接近!「スーパーマーズ」というニュースが飛び交いました。

実は、このときの火星接近は最接近のスーパーマーズではなく”中接近”と呼べるモノ。
本当の最接近は、また別にあります。
このときの火星は、今回の接近よりも、もっと大きく、そして明るく見えるハズです。

ここでは、本当の火星最接近においてどのように観測できるのか?
2016年の”それ”とは、どのうように違うのか?ついて予想してみたいと思います。



最接近!でも途方もなく遠い火星

「スーパーマーズ」と騒がれるからには、火星がかなり大きく、
そして明るく見えるのでは?と思った人も多かったのでは?

確かに、このとき最接近した火星は、全天で最も大きく明るく見えました。

しかし、そこは近くても数千万キロも彼方にある星です。
地球の衛星・月とはまったく次元の違う遠い場所にあるのが火星です。

2016年に接近した火星は、地球との距離7,530万キロ。
ちなみに、月が地球に最接近した”スーパームーン”の距離は約34万キロです。

このとき、肉眼では火星がこのように↓↓見えたと思います。



火星の大きさは地球の約半分6,779km。
それが7,000万キロ以上も離れた場所にあると、やはりそれほど大きく見えるワケではなく、
天文に詳しくない人なら、夜空を見上げてもどれが”スーパーマーズ”の火星なのか?よくわからないと思います。

実際、私の子供に「スーパーマーズを見たい!」とせがまれて、
「あれがスーパーマーズだよ!」と夜空を指さし教えたところ、一言「小さい!」とガッカリされました。

正直、夜空に浮かぶ他の星たちとそれほど変わらないことに、拍子抜けしたことと思います。

Sponsored Link


火星はどうやって地球に接近するのか?

今回少し残念だった?スーパーマーズ。
でも、メディアなどでは、「何年ぶりの最接近」と騒がれ、大きく取り上げられました。

そんな何年か毎に地球に最接近する火星は、どうやって地球に近づくのか?
それは、同じ太陽を公転する地球と火星の公転軌道が近づいたときに他なりません。


「画像参照:自然科学研究機構 国立天文台

地球の公転軌道はほぼ真円なのに対し、
火星の公転軌道は、少し楕円の軌道をとっています。

つまり、地球と火星の公転軌道で、お互いが接近したとしても、
火星の公転軌道が太陽から離れていた場合は、地球との距離は1億キロ以上も離れています。

そのため、火星が最も太陽に近いときに、地球の公転軌道が近づけば、それが最接近ということになり、このようなタイミングはなかなかないため、接近したときは「何年ぶり!」と騒がれることになります。

そして、2016年の最接近は2014年4月に9,239万キロまで最接近してから、約2年半ぶりということになり、このときよりさらに2,000万キロ近く接近したことで、”スーパーマーズ”とまで呼ばれることになりました。

本当のスーパーマーズは2018年!

今回のスーパーマーズより、さらにスーパーな大接近は2018年7月31日です。

このときの地球と火星の距離は5,759万キロ。
2016年よりさらに2,000万キロ近くため、これが本当の”スーパ-マーズ”と呼べるかも知れません。

では、2018年のスーパーマーズはどのように見えるのか?
実は、覚えている方もいらっしゃるかも知れませんが、2003年8月27日にもスーパーマーズは起こっています。
このときの地球と火星の距離は約5,575万キロで、このように↓↓見えたそうです。



2003年のスーパーマーズは2018年の最接近よりもさらに約200万キロも近いですが、
このように肉眼で、夜空に赤く大きく輝く火星の姿を観測できるようです。

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ