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最新宇宙望遠鏡ジェイムズ・ウェッブの観測対象天体と期待度

最新のテクノロジーが詰め込まれた次世代型宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。

この望遠鏡には大きな期待がかかっていますが、でもどのような天体が観測対象となっているのでしょうか?

そして最新のテクノロジーとは?
どんな機能が詰め込まれ、性能はどんな宇宙望遠鏡なのか?
などについて、いくつか調べてみました。

最新のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のテクノロジ-とは?

宇宙望遠鏡は、人類が行う宇宙観測で大きな成果を挙げている存在です。

中でもハッブル宇宙望遠鏡や、ケプラー宇宙望遠鏡は有名で、これらは数々の新しい発見をしてくれました。

そんな実績ある宇宙望遠鏡の後継機として期待されているのが「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。

この望遠鏡を開発しているチームは
「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡により、天文学の世界に大きな変化が訪れる。」と自信を持っています。

では、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とはいったいどぷいうモノなのでしょうか?

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の構造

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の大きさはテニスコート一面ほどと、無人探査機としてはかなりの大きさなのですが、重量はそれほどでもなく、ハッブル宇宙望遠鏡の約半分で6.2tと公表されています。

但し、望遠鏡としての軸である主鏡口径はハッブルの2.5倍にも及ぶ約6.5m。
これは、六角形のベリリウム製鏡を18枚配置してこれだけの大きさを実現しており、全体の面積はハッブルの7倍以上にもなると言います。(Wikipedia調べ)


「画像参照:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主鏡(Wikipediaより)」

なお現存のロケットでは、これだけの大きさの構造物の打ち上げは不可能ということで、打ち上げ時には小さく折り畳まれており、軌道投入後に展開するとの事です。

ちなみに、展開されたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の姿がコチラ。


「画像参照:Wikipedia」

赤外線を利用した観測方法

ハッブル宇宙望遠鏡は、主に目に見える波長、つまり可視光を使った観測方法でしたが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の場合は赤外線で観測を行います。

赤外線での観測は、可視光や紫外線観測よりも天体観測には向いていて、波長も長く、人間の目には見えない天体まで観測する事が可能となり、さらには赤外線が過去に遡るタイムマシン的な事も出来、観測対象の天体の形成の過程まで遡ることが出来るそうです。

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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測を行う場所(軌道)

ハッブル宇宙望遠鏡は、地上から約600km上空の衛星軌道上で地球を周回しながら観測を行っていましたが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の場合、地球から約160万kmも離れたラグランジュ点(L2)の軌道上に設置されます。


「画像参照:Wikipedia」

何故、こんな遠く離れた軌道上にわざわざ宇宙望遠鏡を設置する必要があるのか?

それはより精度の高い観測をするためで、地球に近い軌道上だと、観測対象天体が地球の影に隠れてしまったり、また地球から発せられる光で観測の障害となる恐れがあるためだと言います。

ただ、地球から離れた軌道に設置すると、それだけリスクも伴うワケで、もし宇宙望遠鏡に故障等の不具合が生じた場合、ハッブルのうように直接その場に行って修理も出来ないワケで、そういった意味では失敗の出来ない”一発勝負”になってしまうのかも知れません。

故障が功を奏した事例~ケプラー宇宙望遠鏡

ケプラー宇宙望遠鏡もまたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡と同じように、地球から遠く離れた軌道に設置されて観測を行っていました。


「画像参照:ケプラー宇宙望遠鏡(Wikipediaより)」

しかし、姿勢制御系の不具合が生じ、本来観測対象となっていた方角とは違う方角を向けて観測するしかない状態になってしまいました。

ケプラー宇宙望遠鏡は系外惑星を探すために運用されている望遠鏡。
そのため、不具合が起こる前は、太陽に似た恒星が多く集まる明るい宇宙を向いて観測していたのですが、姿勢制御が出来なくなった時のケプラーが向いていた方角は暗い宇宙。

そのため、本来観測対象外だった太陽よりも小さくて暗い恒星・赤色矮星に観測をシフト。

ところが、この赤色矮星に地球に似た系外惑星が次々と見つかるという皮肉な結果が出ることになります。

参考記事:【地球に似た惑星を7つ発見の赤色矮星「トラピスト1」】

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測目標天体は?

とは言え、最新技術を投入したジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡にトラブルは起こってほしくはなく、正常な運用が出来ることを祈るばかりですが、では、この宇宙望遠鏡の観測対象はどうなっているのでしょうか?

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、汎用度の高いハッブル宇宙望遠鏡の後継機として開発されたモノで、多様性を持った宇宙望遠鏡として運用されることになっています。

そのため、まずは”近場?”の観測からで、太陽系圏内の惑星や衛星、小惑星などをより詳細に観測する予定だと言います。

その後は、ケプラー宇宙望遠鏡の探査目的だった系外惑星探査。

さらには、ブラックホールの謎解明、銀河や銀河団の観測、そして宇宙創成の謎を解くための深宇宙へ観測の目を向ける予定になっています。

でも個人的には、地球から約40光年離れた場所で発見された「トラピスト1惑星系」。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

もしかしたらこの惑星系には、生命が生存出来る痕跡が見つかるかも知れない。という期待感が高まっています。

その期待に応えてくれるのがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡かも知れません。

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