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火星探査機「インサイト」打ち上げ延期理由と今後の有人飛行計画の課題

火星探査にはこれからも数々の探査機が送り込まれる予定です。
そんな火星探査機のひとつ、2016年3月にNASAが打ち上げる予定だった初の無人火星地質探査機「インサイト」が打ち上げ中止という残念な発表が。

いったい「インサイト」に何があったのでしょうか?
また、この探査機が行う火星の地質調査とはどんなモノなのか?
そして打ち上げ中止になったその後の「インサイト」の計画とはどうなっていくのか?について調べてみました。



火星探査機「インサイト」が行うミッションとは?

これまでの無人火星探査は、火星の地表や大気を探査するだけに過ぎませんでした。
しかし、今回のインサイトは火星の内部を調査するために開発された探査機です。
つまり、これが初の火星地質探査計画となります。

今までは、火星を外側から観測し星自体の構造を推測してきましたが、今回のミッションでは地中に調査の目を向け、火星のプレートや核の構造などを詳しく調べ、その調査に伴い火星のこれまでの歴史も調べるとの事です。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

かつての火星は、地球のように豊富な水があり生物が存在していた可能性があることも予想されるため、地質調査をすることによってその痕跡も見つかるのではないかとも期待されています。

「インサイト」の打ち上げが中止となった理由

火星探査機「インサイト」は当初、2016年3月に火星へ向けて打ち上げられる予定でした。
しかし、打ち上げが間近に迫った2015年末、搭載される地震計の脆弱性が問題となり、このまま探査機を打ち上げても火星の厳しい自然環境には耐えられないことが判明し、計画自体が失敗に終わる危険性が出てきたため、やくなく打ち上げを中止せざるをえなかったとの事です。

なお、これから地震計の改良修理を行うとの事ですが、その修理にかかる時間と次に火星に探査機を飛ばすタイミングを待つため、延期となった打ち上げは約2年後の2018年春頃とされています。

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今後の火星探査計画

「インサイト」をはじめ、今後も火星探査は継続して行われて行きます。
そしてその先にあるのが有人火星探査計画です。

アメリカのオバマ大統領は2030年代の半ばまでに人類を火星に送ると声明を出していますので、それに向けて着々と準備が進んでいます。

人類を未知の惑星・火星に送るには、それまでに詳細な調査を行い安全を確認する必要もあります。
そのためNASAは2020年代を目処に「マーズ2020」という大規模な無人火星探査計画を行う予定です。

「マーズ2020」では、火星の表面を広範囲で調査出来る移動式のローバーを送り込み、有人火星探査のための情報収集を行う予定です。

有人火星探査は可能なのか?

火星に人類を送るという計画。アポロ計画以降、月にすら有人宇宙探査が行われていない中で、果たして火星などに人を送ることなど出来るのか?という疑問も起こったりしますが、人類は技術的には十分に火星、もしくはその先の外宇宙までの有人探査は可能と言われています。



しかしながら技術はあってもお金が無いのが現状。
宇宙探査には莫大な費用がかかかり、その費用は発展途上国の国家予算に匹敵するほどです。

そんな莫大な費用をどうやって確保するかが大きな課題です。
とにかく、ある意味ロマンを求める宇宙探査に、確固たる大義名分がない限り国民は納得してくれないでしょうし、今後も宇宙探査・開発には大きな障害となってくることが予想されます。

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