Sponsored Link

火球の目撃情報と過去の事例による彗星や小惑星の隕石落下との関係

夜空に一瞬輝く流れ星はロマッチックで綺麗ですが、時折、流れ星より遥かに大きく明るい火球が出現する時があります。
この火球は綺麗というより不気味で、これが落下することにより地球で大惨事が起こるのではないかとさえ不安になります。

火球の正体とはいったい何なのか?目撃情報と過去に起こった事件の事例から、彗星や小惑星など大きな隕石なのか関係性などについて調べてみました。



火球の正体

冒頭でも述べたように流れ星ならただ綺麗な天体ショーなのですが、ごく稀に大きな流れ星・火球が地球に落ちて来ます。

通常、塵や小石程度の物体なら、流れ星となって地球の大気との摩擦で一瞬で燃え尽きるのですが、数十センチ以上の大きな物体だと摩擦でもすぐには燃え尽きず、火の玉となって落下して来ます。

それでも大半は燃え尽きてしまうのですが、燃え尽きず地上に落下するモノもあり、これが隕石であり年間数千個以上地球に落下しています。

これら火球になる物体の正体は小惑星や彗星のカケラで、中には月や火星から飛んできたモノもあり貴重なサンプルとなることもあります。

しかし、年間何千個も火球になって地上に落ちてくるとなれば目撃情報も多いと思われますが、広い地球ですのでなかなか目撃例も少なく、良く空を眺める人でも10年に1回程度しか火球は目撃出来ないと言われています。

また、火球から隕石になり地上に落下した場合に被害をもたらすのか?と考えたりもしますが、そのほとんどは海に落下していてたまに建物やクルマなどにぶつかった例もありますが、それほど大問題にまではなっていません。

Sponsored Link


最近起こった火球による事例「チェリャビンスク隕石」(2013年2月)

最近起こった火球による被害で有名なのがロシアのチェリャビンスク州の上空に落下して来た大火球「チェリャビンスク隕石」は世界的にも大きなニュースになりました。

この大火球は、ロシアとカザフスタンの国境付近の上空20キロ付近で、直径約17m、重さ1万トン以上と思われる隕石が大爆発を起こし、細かく砕け広い範囲に落下。
しかし、落下した隕石よりも被害をもたらしたのが爆発による衝撃波で、その威力は凄まじく核弾頭の30発分に匹敵するほどだったと言われています。

そのため、衝撃波による衝撃で地上の建物のガラスが割れたり、壁が破壊されたりして死者は出なかったものの人的被害も多く発生しています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

最近起こった火球による事例「ツングースカの大爆発」(1908年6月)

こちらのロシアで発生した大火球と思われる事例。
1908年6月30日の早朝にシベリアのツングースカでチェリャビンスクの時よりは遥かに巨大な隕石(彗星か小惑星)直径60~100m、重さ10万トン以上が上空6,000~8,000m付近で大爆発。

同じく爆発で巨大な衝撃波が発生し、半径30キロメートル以上に渡って木々がなぎ倒された事件が発生しています。
この時もまた人の住んでいない地域での出来事でしたので人的被害はなく、1,000キロ離れた人家で窓ガラスが割れ、なおかつこの時に発生した地震波による影響で、ヨーロッパでは夜になっても上空が明るく光っていたと言われています。



このように火球によって被害が発生することはごく稀で、ほとんどの火球は大気との摩擦で燃え尽きてしまいます。

しかし、この火球がツングースカで起こった100m以上の物体であった場合は、猛スピードで地上に落下し深刻な被害をもたらす場合があります。

それは過去になかったワケではなく、約6,500万年前に恐竜が絶滅する原因となったのも大火球で、この時の火球(小惑星)は直径10キロ以上と推定され、中米にあるユカタン半島付近に落下したものと考えられています。

もし、このような巨大な火球事件が文明が発達した現在に発生したとしても、文明を脅かすには十分過ぎるくらいの被害が起こり人類にそれを止める事は出来ず、なすすべが無いことは間違いないでしょう。

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ