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歴史上で巨大彗星となった太陽に大接近したサングレーザー天体まとめ



有名なハレー彗星をはじめ、歴史上で世界的に話題になった巨大彗星はいくつも存在します。
そんな歴史に残る彗星たちは、必ずといっていいほど太陽に大接近しその影響を受け、長い尾を引く巨大彗星に成長します。

特に太陽に近づき過ぎた彗星はサングレーザー天体と呼ばれ、より輝きを増し巨大化します。
今回は太陽に大接近し、話題となった巨大彗星の歴史から、わかる範囲内でいくつか調べてみました。



紀元前の昔より人類の歴史において、数多くの彗星が出現し当時の人達を驚かせてきました。
そんな歴史に彗星のほとんどが太陽に接近し過ぎたため、彗星の氷や塵が溶けガスが異常に放出され大きく膨張。

放出されたガスが太陽風で煽られ長い尾を引き、時には昼間でも肉眼でその雄大な姿が拝めるほど天空に大きく輝く天体ショーを見せてくれます。

このような太陽に大接近する軌道を持つ彗星はサングレーザーと呼ばれているのですが、
近年では2013年に話題となった「アイソン彗星」もサングレーザーのひとつ。

ご承知のとおり、アイソン彗星の場合は太陽に近づき過ぎたため、その強大な重力と高熱に耐えきれず崩壊、消滅してしまったことは記憶に新しいところです。



アイソン彗星では、残念ながら天体ショーを観ることが出来ませんでしたが、
無事に太陽の重力と熱から脱出出来た彗星たちは、地球でも巨大な彗星となって観測出来、歴史に残る”ほうき星”として記録されてきました。

では、歴史上で天体ショーを見せてくれたほうき星たちを古い順からいくつか紹介してみたいと思います。

「キルヒ彗星」1680年

1680年に訪れた「キルヒ彗星」は、人類史上初めてサングレーザーとして史実に記録された彗星です。

当時の観測技術が正確だったかは別として、この時のキルヒ彗星は太陽表面に約90万キロまで接近したと記録されていて、昼間でも簡単に観測出来るほどのとても明るい彗星で壮大だったと言われています。
また、消滅してしまったアイソン彗星の軌道とこの彗星の軌道は酷似していると言われ、
その軌道を基に、アイソン彗星が”史上最大級”と言われていたのもそこに理由があるようです。

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1843年の大彗星

残念ながらこの年に訪れたのは何彗星だったのかは調べられませんでしたが、”1843年の大彗星”とだけ記録に載っていました。

この彗星の特徴はとにかく尾の長さが長かったとされていて、その長さは太陽と地球との距離に匹敵する長さで約1億5000万キロに達したと言うことです。

ちなみに当時の人たちには、彗星についての知識がほとんど皆無な時代です。
この彗星が観測出来た地域によっては、夜空に突然現れた彗星は恐怖の対象でしかなく、
世界が滅びるとパニックになった人もいたとか?!


1858年の「ドナティ彗星」1858年

この彗星が出現したのは、日本では幕末の混乱期で、安政の大獄が始まった年でもあります。
そんなこともあり、NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも登場したドナティ彗星。

この彗星は美しく見えたということでも有名で、明るさは0等級ほどだったと言われています。


1882年の大彗星

この彗星は急激に明るくなった彗星で、最も明るい時で昼間でもハッキリ見えたと記録され、
さらに、薄雲を通しても見えたという非常に明るい彗星だったようです。


1965年の池谷・関彗星1965年

池谷・関彗星は名前にもあるように、日本のアマチュア天文家、池谷薫氏と関勉氏が互いに15分以内に別々に発見したもの。
さらに、太陽最接近時の明るさはマイナス17等級にも達し、満月よりも遥かに明るい彗星になったことでも知れています。



他にもアイソン彗星のようなサングレーザーと呼ばれる彗星は多数訪れてはいますが、残念ながらあまり情報がなく、これだけご紹介とさせていただきました。

ちなみに、有名なハレー彗星や百武彗星などは、サングレーザーではなく地球に接近したことで明るく大きく見えた彗星たちです。
また、サングレーザー彗星のほとんどは長周期彗星で、公転周期が200年以上。
つまり、人生で1度しか見れないのもある意味サングレーザー彗星の魅力かも知れません。

以上、歴史上何度も訪れて人類の目を楽しませてくれたサングレーザーの彗星たち。
何年後になるかわかりませんが、今後も多く訪れてくれることと思います。

但し、サングレーザー彗星は太陽を通過しないと、どんな天体ショーを見せてくれるかわからない星です。
アイソン彗星のように期待されながらも消滅してしまった彗星も数多くあることは、あまり知られていないのも事実です。

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