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双眼鏡で天体観測出来る彗星が毎年やって来る事実と見え方

一大天体ショーでよく浮かぶのが、夜空に長い光の尾を引く大彗星。
その雄大な姿には、誰もが未了されるほど美しく神秘的で、
それが故に、時には恐怖を感じるという人もいます。

しかし、ここ最近はそんな大彗星は現れておらず、今後、いつそんな彗星が現れてくれるのか?
待ち遠しいところではありますが、実は、肉眼で見える大彗星ではなくても、
双眼鏡で観測できるような”中彗星”は、年間数個は地球に接近し、観測出来ています。

ここでは、双眼鏡で観測できるような彗星ってどんな彗星なのか?
2016年に接近した双眼鏡彗星をもとに、解説してみたいと思います。



最近現れた大彗星

記憶に残っている人も多いと思いますが、1996年に地球に約1,600万キロまで接近した百武彗星は、まさに大彗星で人々を魅了しました。

また、その名のとおり、この彗星は日本人が発見したこともあり、日本中でも大きな話題になったことを良く覚えています。


「百武彗星 (C/1996 B2)」

さらに、1997年のヘール・ボップ彗星も話題になり、
北半球で観測出来た大彗星はそれ以降現れていません。

大彗星になり損ねたアイソン彗星

さらに記憶に新しいのが、2013年に太陽に大接近したアイソン彗星。

この彗星が発見されたときは、今世紀最大の巨大彗星になる!と大いに期待されたのですが、
あまりに太陽に近づき過ぎたのと、アイソン彗星の本体(核)がもろかったため、
近日点通過時に、崩壊、消滅してしまいました。

「2013年12月1日 アイソン彗星消滅」

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

もし、アイソン彗星が無事近日点を通過していたなら、
我々が一生に一度観れるかどうかわからないほどの、巨大彗星になっていたかも知れません。

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毎年訪れる双眼鏡でも見れる彗星たち

肉眼で見れるような大彗星は数年~数十年に1度ですが、
素人でも双眼鏡を使えば、その雄大な尾を引く姿が見れる彗星は、年間に数個訪れています。

例えば、2016年を例に挙げると、
1月から2月にかけてカタリナ彗星(C/2013 US10)を観測することが出来ました。


「カタリナ彗星(C/2013 US10)」

このときのカタリナ彗星は、明け方の東の空に現れ、5~6等級ほどの明るさで、
双眼鏡でもなんとか観測できるほど、輝いていました。

さらに、5月から6月にかけてはパンスターズ彗星(C/2013 X1)が到来。
こちらも明け方の東の空に現れ、5等級まで明るく見ることが出来ました。


「パンスターズ彗星(C/2013 X1)」

このように、肉眼で見ることが出来る大彗星ほどの迫力はありませんが、
リアルタイムで、彗星の姿を捉えるチャンスは、ほぼ毎年のように訪れています。

最近ひそかにブームになっている宇宙・天体観測。

特に女性が夜空を眺めて楽しむことを「宙ガール」などと呼んでいますが、彗星が訪れる時期をチェックしておくと、天体望遠鏡など高価な観測機器を買わずととも、双眼鏡さえあれば、より楽しい天体観測ができるのではないでしょうか?

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