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今後肉眼で見える大彗星が地球に接近する予想と巨大に成長する条件

記憶に新しい2013年の暮れに太陽に大接近したアイソン彗星。

この彗星は、史上稀にみる巨大彗星になって、
満月ほどの明るさになり肉眼でも見えると期待されましたが、
あまりにも太陽に接近し過ぎたためか?
あえなく崩壊・消滅してしまいました。

残念な結果に終わってしまったアイソン彗星ですが、
これに代わる新たな彗星は発見されていないのでしょうか?

例えば、有名なハレー彗星のように、
長くダイナミックな尾を引く彗星が肉眼で見れたら、
最高の夜空を演出してくれると思うのですが・・・



もしアイソン彗星が消滅しなかったら

2013年に長周期彗星として遥々太陽系外縁部からやって来たアイソン彗星。

この彗星は、今世紀最も明るい大彗星になると、大きな期待が寄せられていました。

わずか4キロメートルほどのアイソン彗星が、何故大彗星になり得るのか?

理由は、太陽に最接近する近日点が約170キロというとても近い距離の軌道を持つサングレーザーと呼ばれる彗星だったことにあります。

太陽に異常接近することで、
彗星に含まれる氷や塵が溶けガスが異常に放出され、
見た目が巨大に成長し彗星の特徴である尾も長くなる。

それがアイソン彗星が大彗星になると期待された要因でした。

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もし、アイソン彗星が無事に近日点を通過していたならば、
その輝きは満月ほどの明るさにもなったとされ、
昼間でも肉眼でハッキリ見える大天体ショーを楽しませてくれるハズでした。

しかし、太陽に接近し過ぎたことが仇になったアイソン彗星。

太陽の強烈な重力と熱に耐えきれず、
消滅してしまうという最悪の結果に終わってしまいました。

近年で最も明るかった彗星

21世紀になって最も明るく輝いた彗星になったのが、
2007年の「マックノート彗星」です。

この彗星が最も明るく見えた時がマイナス3等級ほどでしたので、
もちろん肉眼でもハッキリ確認出来、
大天体ショーとなったのですが、
残念ながら北半球で見ることは出来なかったため、
日本ではあまり話題にはなりませんでした。


「画像参照:マックノート彗星(Wikipediaより)」


日本でも肉眼で観測出来、さらに日本人が発見した大彗星「百武彗星」。

1996年に訪れた百武彗星は、夜空全体を覆うほどの長い尾を魅せてくれて大いに話題になったことを覚えています。


「画像参照:百武彗星(Wikipediaより)」

今後肉眼で見える彗星が地球に接近する予定はあるのか?

残念ながら現時点(2016年3月時点)では、
アイソン彗星に代わるような期待される彗星の発見には至っていません。

それでも彗星は常に太陽に接近していてガスを放出し長い尾を広げています。

その中で一番肉眼でも観測出来そうな彗星が、
2016年1~3月にかけて見えるカタリナ彗星
肉眼で見える予想ですが、明るさはそれほどでもなく4~6等級ほど。

観測する際は、できれば双眼鏡などを持参すると良いでしょう。

他、パンスターズ彗星やラヴジョイ彗星なども見れそうですが、
肉眼での観測はなかなか難しく、
天文に詳しい人でないと夜空のどこに見えるか探し出すのも難しいと思われます。

今後、大彗星を発見する可能性

大彗星とは、肉眼でも確認出来る彗星のことで0等級以上の明るさを持つのが該当すると思います。

このような大彗星になる条件としてはいくつかあり、
彗星本体の大きさが数キロ。アイソン彗星のように太陽になるべく接近すること。

この条件により、放出されるガズの量も多くなり大彗星に成長する可能性が高くなります。

そしてもうひとつの条件は、地球との接近距離。

例えば、百武彗星は地球に約1,600万キロと、
かなりの至近距離まで接近したことで大彗星となり楽しませてくれました。

このような彗星はいつ発見されるかわかりません。

特に、太陽系外縁部からやって来る長周期彗星などは不安定な軌道を持つため、
太陽に異常に接近する可能性も高く、大彗星に成長する可能性も秘めています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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