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NASAのケプラー宇宙望遠鏡が運用されて以来、太陽系外に次々に発見されている地球類似型惑星。
しかし、地球類似型惑星といっても生命が存在し得る惑星かどうかは不明で、ただ「生命存在の可能性はあるかも知れない」と曖昧な見解でしたが、今回お届けする情報には、そんな曖昧な見解を払しょくするような発見があったようです。
しかもそれは、太陽系にほど近い場所にある恒星系にある惑星で、遠い将来になるかも知れませんが人類が移住出来るかも知れない有力候補の星だと言います。



宇宙には、数え切れないくらいの無数の天体が存在しています。
それを具体的に例えるなら、天体の数は地球上にある全ての砂粒よりも遥かに多く、私たちの住む地球も宇宙全体から見ると、そんな砂の1粒・・・いや、それ以下に過ぎないのです。


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宇宙には砂粒以上の無数の天体があるのであれば、やはり生命が存在する星は地球だけとはとても考えられないのではないでしょうか?

そんな考えをもとに始まったのが、NASAのケプラー宇宙望遠鏡(2018年に運用終了)に代表される太陽系外惑星探査です。
この惑星探査では予想以上の成果があがり、多くの地球類似型惑星が発見されています。

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生命生存の可能性が最も高い地球類似型惑星を発見

これまでの太陽系外惑星探査で多くの地球類似型惑星が発見されていますが、もし、今後人類が移住するとしたら居住することが出来るのでしょうか?
ですが、現実的にそれは疑問符が付き、発見された惑星は地球に似た惑星とだけしか発表されて来ませんでした。

しかし、今回発表されたのは「人類の移住可能惑星候補」とまで言われる系外惑星で、かなりの確率で生命が存在する可能性が高い地球にとても良く似た天体だという事のようです。

その星が、地球から約40光年離れた恒星系(Trappist-1)に存在する惑星で、そこには地球サイズの惑星が7つもあると言います。


「Image Credit:NASA/JPL-Caltech」

そしてその中で3つの惑星は、サイズだけではなく環境も地球に類似しているハビタブルゾーンに位置している「ハビタブル惑星」である可能性が高いとされています。


「Image Credit:NASA/JPL-Caltech」

しかし、これまでもハビタブル惑星はいくつも発見されています。なのに何故、今回Trappist-1に見つかった惑星に生命生存の可能性が高いと言えるのでしょうか?

それは、その惑星の主星である恒星に理由があるようなのです。

最も生命生存の可能性が最も高いと言える理由

これまでの太陽系に存在する地球類似型惑星の中で、今回発見された惑星に生命存在の可能性が高いという理由は何なのでしょうか。

地球から見て、水瓶座方向に約40光年離れた恒星「Trappist-1」。この恒星は、私たちの太陽よりも非常に小さく質量は太陽の8%程度しかありません。

そのため、恒星の表面温度も低く約2,600度(太陽の表面温度は約6,000度)。このような恒星を赤色矮星と呼び、小さく暗い恒星のためなかなか発見しにくい天体でした。

そんな恒星系に、今回観測の目を向けたところ3つの惑星が発見され、その中の3つが地球に非常に似ているとの事。

では、何故、この3つの惑星に生命いるかも知れないと言えるのでしょうか?

理由は前記もしましたが、ハビタブルゾーン内にその惑星が位置している事で、さらに主星であるTrappist-1の表面温度は低いという事にも関係があるようで、温度が低いことで恒星から来る有害な光線が少ないと考えられ、また、Trappist-1には、赤色矮星に良く見られる激しい活動もなく穏やかである事。この環境が生命生存に適しているのではないか?と推測されています。

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将来人類が移住出来る星なのか?

現在この星に対し、研究チームは詳しい調査をしており、さらに生命生存の根拠を探して行くとの事です。
それにより、本当に生命が存在することが確認出来れば、将来、人類が移住する居住惑星候補となるかも知れません。

しかし、もし人類が居住するとなると残念ながら今の科学レベルではとても無理な話です。
それは、発見された地球類似型惑星が太陽系から近いと言っても、光の速さ(秒速30万キロ)で40年もかかる距離にあります。

ちなみに、40光年の距離をキロメートルに直すと実に約380兆キロにもなり、とても1年や2年で行けるような距離ではありません。

ただ、遠い未来になるかも知れませんが、もしかしたらSF映画のような光の速さを飛び越える宇宙船が登場する時代が来るかも知れません。


「Image Credit:Wallpaperbetter」

もしそうなれば、40光年の距離も簡単に克服出来ると思いますが、その惑星で安全に居住出来るかどうかは別の話になって来るでしょう。

例えばその惑星が地球と同じような環境であったとしても、何の処置もしないで、人類が生身のカラダで生活することは不可能だと思えます。
それは、いくら環境が地球に似ていたとしても、そこは地球とはまったくの別世界である事は容易に想像出来ます。
仮に、大気構成が地球に酷似し呼吸が出来る空気があっても、その惑星の環境に人類のカラダは対応出来るとは限りません。

つまり、その惑星に住む原住生物にとっては何の影響もない大気でも、違う惑星(地球)からやって来た人間にとっては、その惑星の大気は有毒ガスそのものであるという事を忘れてはいけないでしょう。。

さらに、その星に住む原住動植物は地球の生物と遺伝子構造が異なることも考えられますので、簡単に食糧にすることも出来ないでしょう。

単純に移住可能な星と言っても、そこには数々の壁がある事は確かです。
遠い将来の話であっても、待っている現実はSF映画の世界とはだいぶ違う事でしょう。