宇宙人が存在する確率が高いなら地球に来ない理由は何故?
昔から「宇宙人はいるのか?いないのか?」という議論がされて来ました。
残念ながら、現時点に至ってもその問題は解決しておらず、
人類は、未だに地球外知的生命体である異星人には遭遇していません。
でも、多くの人は「宇宙人は絶対にいる!」信じています。
では、その根拠とは何なのか?
もし、宇宙人がいるなら、何故地球に来ない?
もしくは、地球とコンタクトを取って来ないのか?
そんなことについて、今回は調べてみました。
「宇宙人の存在を信じる!」
普通に考えたら荒唐無稽で、
SFやアニメの世界の話になってしまうかも知れません。
しかしながら、「絶対に宇宙人はいない!」と断言できるでしょうか?
何故なら、我々人類もいわば、1つの宇宙人です。
太陽系だけならまだしも、とてつもなく広大なこの宇宙で、
宇宙人は我々人類だけしかいない!。
と言い切れるのは、ちょっと閉鎖的な考え方だとも思えます。
広大な宇宙で、人類以外にも知的生命体は存在する。
という考え方の方が、宇宙の広大さを理解している人にとっては、極自然な考え方ではないか?と個人的には思っています。
目次
何故、宇宙人の存在を信じないのか?
「宇宙人はいる!」という人がいる一方で、「宇宙人なんかいるハズはない!」という人も多くいます。
というより、これが大多数の人の考え方ではないでしょうか?
当然です。
明確な証拠もない、”非公式”でオカルト的なUFOや宇宙人遭遇のウワサではなく、
まだ誰も”公式”に宇宙人に遭ったことがないのですから。
また、宇宙人存在の否定で、大きな理由となっているのが、
私たちの母なる星・地球の存在です。
地球は、あまりにも奇跡的に生まれた星。

「画像参照:Wikipedia」
それはどんな奇跡なのか?
いくつか挙げてみると・・・
- 奇跡1:星が密集しない銀河の外にある太陽系。
星々が密集する銀河系。
しかし、太陽系がある場所は銀河の中心から離れた密度の低い外縁部にあり、
他の星などから悪影響を受けにくい場所にある。 - 奇跡2:丁度よい質量を持つ太陽。
恒星(太陽)の寿命は質量で決まる。
私たちの母星・太陽は丁度よい質量のため、
表面温度も高すぎもせず、長寿命(約100億年)の恒星である事。 - 奇跡3:太陽からの距離が絶妙に良い地球の場所。
太陽からの距離が、生命が育まれるのに適した場所(公転軌道)「ハビタブルゾーン」に位置する地球。
しかも、公転軌道が真円に近い。 - 奇跡4:地球と月のバランス関係が絶妙。
地球の大きさからすると4分の1という衛星・月。
この月の大きさと公転軌道が、地球に絶妙な重力バランスを与えてくれている。
その他、地球の磁場や地軸の傾き、
地球に衝突するような、危険な天体から地球を守ってくれている巨大惑星・木星の存在など、様々な奇跡が重なって地球には生命が育まれています。
ここまでの地球の奇跡を知っている人は、さすがに少ないかも知れませんが、
それでも、地球は奇跡の星という事は、誰しもが子供の頃に教わっていて、
そんな常識?のもと、宇宙人はいない!と考えている人も多いようです。
さらに、胡散臭いUFO目撃例や宇宙人遭遇などといった都市伝説に近いウワサ。
これらも、常識を持つ人たちにとっては、宇宙人存在説を否定する要因になっているようです。
宇宙人の存在を信じない最大の理由とは?
宇宙の大きさからいうと、太陽系は非常に狭い空間です。太陽系が属する天の川銀河は、2,000億個以上の太陽(恒星)の集合体であり、
そんな銀河もまた、宇宙には数えきれないほど存在します。

「画像参照:Wikipedia」
常識では測れないほど広大過ぎる宇宙。
つまり、地球のような奇跡の星は、他にあってもおかしくないということで、
多くの人は、宇宙がどれだけ広いか?理解出来ていなく、
ただ漠然と「宇宙は広い。」と思っているだけなのかも知れません。
それが故に、「宇宙人なんかいるワケない!」という考え方になっているのかも?!
宇宙人がいるのなら何故地球に来ないのか?
宇宙の広大さを知る人の多くは「地球以外にも知的生命体はいる。」と確信している人はいます。
その証拠に、国家レベルでも宇宙人探しを真剣に行っている国もあるほどで、
アメリカ航空宇宙局(NASA)もまた、太陽系外に地球外生命体の探査を行っています。
では、もし本当に宇宙人がいるのなら、何故地球に来ない?
もしくは、人類とコンタクトをとって来ないのか?

「画像参照:映画『未知との遭遇』」
宇宙人が地球に来ない理由1:「広過ぎる宇宙」
宇宙人がいるとしたら、何故地球に来ないのか?その理由に、これもまた、宇宙があまりにも広過ぎるから。ということがあります。
もし、人類と同レベルの文明を持つ星が、数光年先の恒星系にいたとします。
人類が、その星の文明を発見できないように、
その星の文明もまた、地球を発見することは出来ない。
広い宇宙では、数光年離れた場所であっても、
お互いの存在を知るには、果てしなく困難であり、雲を掴むような話です。
また、地球より遥かに進んだ文明を持つ宇宙人がいたとしても、
地球まで来れるような、星間航行が出来る科学力を持っている文明は存在しない。
もし、そのような超科学を持つ宇宙人がいたとしたら、
人類はとても彼らに太刀打ちは出来ないでしょうし、
仮に、彼らの地球に対する目的が”悪”であれば、
あっという間に地球は滅ぼされるでしょうし、
逆に”善”であったとしても、なんらかのカタチで人類に接触してくれるでしょう。
宇宙からの善も悪のどちらも存在しない以上、
現時点では、広い宇宙を行き来できる、宇宙人は存在しないということになりますが、
もしかしたら、地球の存在を知っていても、
あえて傍観している文明もあるかも知れません。
いづれにせよ、宇宙空間はあまりにも広過ぎる。
これが、宇宙人と接触出来ない、最も大きな理由ではないでしょうか?

宇宙人が地球に来ない理由2:「地球が環境に適合しない」
文明の進んだ知的生命体の住む星と、地球の環境が必ずしも同じとは限りません。それは、大気成分が異なったり、重力が違ったり等。
もし、彼らが地球の環境を分析して、
「地球は自分たちが訪れる(住める)環境ではない。」と判断したら、
彼らは地球に興味を無くしてしまうかも知れません。

宇宙人が地球に来ない理由3:「超科学文明は滅びる運命にある」
ある知識人が話していたことを思い出したのですが、数十~数千光年もの距離の、星間航行を持てるような文明は存在しない。
というより、そのような科学文明を持つ前に、滅んでしまうと言っています。
それは、科学が発達すれば、滅亡の危機が格段に増す。
ということで、
我々人類がそうであるように、
知能が発達した生物は、必ず同族間で争いを起こす。
人類も科学が発達したが故に、核兵器という、
地球を滅亡に追いやれる恐ろしい兵器を持っています。
宇宙のどこかに、高度な文明があったとしても、
彼らは争いを起こし、せっかく築いた文明を自ら崩壊させてしまっているか、
自分たちが築いた文明のエゴで、星の環境を壊してしまい、滅んでしまう。
文明の発展は、必ずこのような結末を迎える。と話していました。
それは、我々人類も例外ではないということです。

>今後の宇宙人探査に光明は指すのか?
宇宙人が地球を訪れてくれないなら、自分たちで探すしかない。そういったコンセプトかどうかはわかりませんが、
人類は本格的に宇宙人(地球外生命体)の探査を始めています。
この探査プロジェクトを「地球外知的生命体探査(SETI)」といい、
50年以上前から、電波を利用し、地球外文明が発する人工的な信号探しを行っています。

ちなみに、SETIが行っている探査は、それこそ途方もない作業で、
広い砂漠から、ひとかけらの宝石を探し出すようなモノだと例えられています。
「必ず宇宙人はいるハズ。」と信じて行っている地球外知的生命体探査。
その成果が得られるのはまだまだ先の話かもしれませんが、
今後、さらに観測技術は進歩して行きます。
そうすれば、本当に宇宙人存在の痕跡発見はあるのかも知れません。
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タグ:宇宙人, 宇宙人が地球に来ない理由, 宇宙人はいるのか
様々な根拠で宇宙人が地球を訪れる確率のお話は面白かったですけれど
高度な文明を持つ宇宙生命体がいるとしても、宇宙が出来て地球上に人類が
宇宙を観察できる文明を獲得した今と、時期が重なるのも天文学的に少ない確率も宇宙人と遭遇しない要素の一つではないでしょうか?
地球の9割の生物が絶滅しているそうですね。
宇宙人がいるとしたら、その惑星は進化の余地があるような、天変地異の災害がある惑星ということになりますね。
そういう惑星ではどのみち生物は滅ぶ運命にあるとしたら、その短い時間の中で遠く離れた惑星の知的生命体と交流するのはやはり無理なのでしょうか・・・・・・。