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地球の自転速度が加速し1日の長さが少し短くなった事実が判明

1日は24時間。
私たちにとって当たり前の事で、これって地球がグルリと1周回るのに24時間かかるって事は誰もが知る事です。

でもこの時間って、実はで正確ではないんですね!

そもそも地球自体が自然が造り出した産物。

それに、1周24時間てのは私たち人間が勝手に決めた時間なワケで、自然である地球がその通りに回ってくれる保証などどこにもないんです。

地球の正確な自転速度ってどれくらい?


私たちが当たり前とする地球が1周する時間は24時間。つまり1日の長さに該当します。

しかしこれは、19世紀に約100年間に換算した1日に該当する地球の自転の長さの平均が24時間に等しくなるように定められたモノです。



つまり、地球が一回転する時間はほぼ24時間には違いないのですが、厳密に言うと地球は約23時間56分で1回転しているのです。

となると、私たちの時計の24時間と実際に地球が1回転する時間とでは約4分のズレが生じるという事になるのですが、このズレはどのようにして調整するのか?

その調整方法とは、誰もが知っている4年に一度やって来る、2月が1日多い”閏年(うるう年)”です。

また、1年は365日と決めれらており、この1年365日も地球が太陽を1周する日数を当てはめていますが、これも正確ではなく365.2422日(365日5時間48分46秒)で、地球は太陽を1周しています。

この1年の時間差も含めて閏年で調整しており、それでも完全には時間の調整が出来ないため、不定期で行われる”うるう秒”を使う時もあるのです。

うるう秒は1秒の長さを調整したりしているため、ほとんどの人は気づきません。


「画像参照:国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)」

でも、このおかげで私たちは地球と一体化し、何も考えず安心して時間を刻む事が出来ているのです。

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猛スピードで回転する地球なのに何故振り落とされないの?

地球の長さ(円周)は約4万キロ。

この長さ(距離)を約24時間で一回転するのですから、速度に直すとかなりのスピードになり時速約1,700キロという猛スピードになります。


「画像参照:キッズネット(学研より)」

また、地球が太陽を周る公転速度も時速約10万7,280キロという強烈なスピードです。

この事実を聞いて「地球上にいて何故振り落とされないの?」と単純に疑問に思う人もいるかと思いますし、何より私たちはそのスピードを全く感じていません。

その理由はそれほど難しくはなく、
地球の自重、遠心力、そして太陽の重力が全て均衡して釣り合っているからに他なりません。

例えば、地球自体が持つ質量による引力により内側に働く大きな力が発生します。
これに対し、地球が自転する事で発生する遠心力で外側へ働く力が発生します。

この2つの力の均衡で地球表面には1Gという重力が発生し、私たちは振り落とされる事なく地面に足をつけて生きていけているのです。


「画像参照:キッズネット(学研より)」

これと同じような事が地球の公転にも起こっており、力のバランスの均衡により全てが安定し私たちは何も感じる事ないのです。

地球の自転に異変?自転速度が速くなっている!?

ここまで地球の自転について簡単に解説して来て、この時間と重力の均衡は自然によるモノだとご理解出来たか?と思います。

しかし、自然には一定の力が持続し続けるワケではなく、やはり状況に応じて変動は起こって来る事は否めません。

そんな中、「IERS(国際地球回転・基準系事業)」の公式データにより明らかになった事。

それは、過去1年で地球の自転速度が急速に増している事が判明したというのです。

現在、地球の1日の自転時間は約23時間56分ですが、IERSの公式データによると過去1年間で地球の自転速度が、この時間よりも更に短くなったとの事。

つまり、1日の時間が短くなったという事は地球の自転速度が速くなった事になります。

ただその速度はわずかで、時間にして1.4602ミリ秒短くなったのですが、それでもこれは観測史上初めての事です。


「画像参照:jp.depositphotos」

私たち人類は1960年代から、原子や分子のスペクトル線の高精度な周波数標準に基づき最も正確な時間を刻む「原子時計」によって時を刻み、時折、細かい時間調整を行って来ました。

ですが、この時間の刻みは地球の自転速度が現状維持という想定で行っており、これにより”うるう秒”による微調整のやり方に変化が起きるとの事。

これまでうるう秒による時間調整は1秒を足して調整して来ましたが、自転速度が上がる事により、全く逆の1秒を引く調整も行う必要性も検討する事を考えなくてはいけないかも知れないとされています。

しかし、自転速度の増加は1,000分の1秒と原子レベルですので、現状ではまったく影響はないとの事。

ただ気になるのは、何故地球の自転速度が上がってしまったのか?について。

残念ながら原因については不明との事で、これが地球の天変地異に繋がる前触れとかでもなく、ひとつ言えるとしたら、人間の思う通りに地球は動いてくれないということではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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