子供の頃、理科の時間に当たり前のように教わった地球磁場

地球には磁場が存在し、それを利用した方位磁石が指すのが、Nが北でsが南であるということは殆どの人が知っていると思います。

実はこの学校で習う当たり前のことが、今後覆る可能性があるそうなのです。

それは、磁場が反転したり消滅したりする現象の事でNとSが逆転することになります。

もしこんな事が起こってしまったら地球はどうなるのでしょうか?

また、私たち人類を含めた地球上の生態系に悪い影響が起きたりするのでしょうか?



何故、地球の磁場は存在するのか?

地球にはN極とS極の磁場があります。

とは言っても磁場があるのは地球だけではなく、他の天体にも磁場は存在します。

現在地球の磁場のS極は北極、N極は南極となっており、言わば地球は巨大な磁石というワケです。

良く勘違いされるのは、方位磁石はN極は北を指すのでN極が北極といった考え方を持っている人もいますが、地球が磁石だということを考えると、北にあるS極にN極が引かれるということが方位磁石の正しい見方ということになります。



では、何故地球が巨大な磁石となっているのか?についてですが、地球の中心核は主に鉄が成分となる物質で構成されています。

その中心核と、周りを対流するマントルの流れと地球の自転の影響で磁力が発生し、地球が巨大な磁石と化すということになるのです。


「Image Credit:SPring-8

地球の磁場の重要な役割

地球の磁場は単に方角を知るために便利なだけではありません。

磁場が存在することで、太陽や宇宙から飛んで来る有害な放射線をブロックしてくれるバリアーの役割をしてくれ、地球に生存する生命を守ってくれています。


「Image Credit:NASA」

地球の磁場は反転している事実

地球の磁場は常に同じとは限りません。

過去にも何度も磁場の反転現象は起きており、前回は70~80万年前に起きていると言われています。

何故、反転現象が起きているのかはまだ解明されていませんが、地球の内部を対流するマントルが原因だという説もあり、この反転は今後も定期的に起こるとされており、それがいつ起こるかは解明されていないのが現状です。

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磁場が反転したらどうなるのか?

地球の磁場が反転する時は、予兆として徐々に磁場が弱まると言われています。

ちなみに現在その予兆があるとされ、この100年間で約10%の地磁気が弱くなっているとの事。

ということは、いづれ磁場が無くなり地球は太陽からの放射線を容赦なく受けることになるのでは?

そうなると、地球の生態系は壊滅的な打撃を受けるのでは?と心配になったりもしますが、過去にも何度も起こっている磁場の反転現象でそのような被害があったという痕跡は見つかっていません。

つまり、もし磁場が反転してしまっても特に心配する必要がないということで、地磁気が弱まっているのも常に一定ではないため、弱くなったり強くなったりのサイクルを繰り返していることも、これまでの調査で判明しています。

ただ、磁場が弱まったタイミングで巨大な太陽フレアが発生してしまったら、何らかの影響が出てしまう可能性があるかも知れません。