宙ガールブームでファッションやグッズで注目の天文女子と火付け役芸能人
最近、あるひとつの事にハマる女性の事を、何でもかんでもガールを付けて○○ガールなどと呼ぶことが多いですが、天文の分野でもそれが例外でなく、天体観測が好きな女性のことを、宇宙の”宙”を取って「宙ガール」(そらがーる)などと呼ばれ、ファッションやグッズも人気で注目を集めているようです。
でも、同じアウトドア系なら「山ガール」などが有名ですが、宙ガールなんてあまり聞き慣れない言葉かも知れません。
今回は、そんなあまり馴染みの無い、それでもひそかなブームが巻き起こっている宙ガールについての謎に踏み込んでみたいと思います。
宙ガールの正体とは?
最近では、アウトドアを好む女性も増えている傾向にあります。例えば、
山登りが好きな「山ガール」
釣りが好きな「釣りガール」
カメラが好きな「写ガール」など
”○○ガール”などと付けてモテはやして、本来は男性の人口が多いアウトドアを、女性にも興味を持たせよういうビジネス的な意図があるようにも思えます。
そんなアウトドア好きの女性の趣味のひとつとして
天体観測に興味がある「宙ガール」が話題になりつつあるようです。
とは言っても「宙ガール」は、他のアウトドア系の○○ガールに比べたらまだ定着していないような気もします。
というのも、メディアの最先端であるハズのテレビでも紹介されてましたが、テロップで宙ガールではなく”空ガール”と流れていましたので、まだまだ知名度は低いものと思われます。
基本的に宙ガールの定義は「星が好きな女性」の総称ですが、星だけではなく空を眺めるのが好きな女性のことも宙ガールというそうで、雲や虹、朝焼け、夕焼けなどを好んで観る女性も宙ガールに含まれるということです。
宙ガールの火付け役は篠原ともえ?
90年代に「シノラーブーム」を巻き起こしたタレントの篠原ともえさん。彼女が宙ガールの火付け役と言われていて、大の天文ファンでも知られています。
篠原さんが天文ファンになったきっかけは、彼女の母親のふるさとである伊豆諸島に浮かぶ孤島・青ヶ島。
この島は星空が美しいことでも有名で、彼女はこの島から見た星空に魅せられて天文ファンになったとの事。
(参考:青ヶ島から見た星空)
篠原さんは現在、宇宙天文検定3級を取得し、星空準ソムリエの資格も持っているとの事で
筋金入りの天文マニアであることがうかがえます。
参考サイト:【宙ガール – 篠原ともえOFFICIAL WEB】
なお、篠原さん以外にもミュージシャンの坂本美雨さんやタレントの中川翔子さんなども、宙ガールとして知られるようになったようです。
宙ガールの本丸はやはりファッションか?
月食や彗星、流星群観察などの天文イベントで、最近ひと際目立つのが「宙ガール」の存在。彼女たちは、ただ星空を見上げるだけでなくファッションにもこだわるようで、服装はもちろんのこと、天体観測アイテムにもファッション性を取り入れています。
様々な天文ショーを観測するために天体観測スポットに多くの人々が集まることが予想されます。
そこで彼女たちがいかに目立つか?
それを見た一般の人たちが「宙ガール」に注目し話題にする。
そうなると、山ガールみたいに知名度が一気に上がるかも知れません。
そうなると、天文・宇宙のことをもっと知りたいという女性も増える。
最近では、そんな女性のためにガールズ・スターウォッチング・ブックなる書籍も発売されているようです。
星空がもっと好きになる: ガールズ・スターウォッチング・ブック
星座がもっと見たくなる: 星座の物語と見つけ方 (ガールズ・スターウォッチング・ブック)
なにはともあれ、これまで地味なイメージがあった天体観測。
個人的には、真っ暗な夜にファッションはどこまで意味があるのか?疑問にも思ったりしますが、
宙ガールの存在で、華やか、そして注目を浴びることは有り難いことです。
これにより、女性に限らず老若男女。天文ファンの裾野が広がっていくことを期待したいものです。
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