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水星に生命が存在する可能性?灼熱の環境に見えた一縷の希望

太陽系で地球以外に生命が存在するかも知れない天体の候補はいくつか挙がっています。

しかし、最新の研究で全く予想していなかった天体が生命存在の可能性候補に!

それが何と!水星だというのです。

私たちの常識で水星は、太陽に最も近い灼熱の天体で大気も水も無い。
というイメージがありますが、何故そんな水星が生命存在の可能性のある天体候補になったのか?
気になるところではないでしょうか?

これまでの常識的な水星の基本情報を知っておこう!

小学校の理科の授業で習った太陽系の惑星を太陽に近い順に並べると、
水(水星)・金(金星)・地(地球)・火(火星)・木(木星)・土(土星)・天(天王星)・海(海王星)。

殆どの人がこの惑星の順番は言えると思いますが、
このとおり、最初に呼ばれる”水”~水星は太陽に一番近い惑星です。


「画像参照:Wikipedia」

つまり、太陽に一番近いという事は太陽熱を最も強く浴びているという事にもなります。

そんな水星と太陽の平均距離は約5,800万キロ。

地球と太陽の距離が約1億5,000万キロである事を踏まえると地球よりも約3分の1も太陽に近い事になり、単純に考えると水星表面から見える太陽は地球から見る太陽より3倍も大きく見える事になります。

ちなみに日光が当たる昼間の水星の表面温度hが摂氏400度。
日の当たらない夜の温度は摂氏マイナス160度と極端な温度差があり、自転周期は約59日ですから、昼と夜の周期が地球での約1カ月でやって来る超過酷な環境である事は言うまでもありません。

また、水星は太陽系の惑星で最も小さく地球の5分の2程しかなく、そのために重力が小さいため大気を留めて置くことが出来ず、希薄な気体が水星周辺には存在するモノのほとんど大気は無いといっても良い惑星で、表面は月に似たクレーターで覆われています。


「画像参照:クレーターに覆われた水星表面(NASAより)」

要するにこれまでの常識的な水星の情報から考えると、この惑星に生命の存在等考えられないのです。

水星が新たに生命存在候補に加わる?

太陽に最も近い惑星で灼熱で超過酷な環境のイメージがある水星。
普通に考えるとこの惑星に生命など存在し得ないと思いますが、最新の観測調査で驚きの研究結果が発表されています。

それは水星に生命存在の可能性がある?あった?という事。

実は水星には水(氷)の存在が確認されています。

「摂氏400度にもなる水星の地表にどうやって水が?」
と思われるかも知れませんが、水星の極地域には太陽光が射さないクレーターの内部(永久影)の部分があり、そこに大量の氷が存在している事が判明しています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

これは水星探査機「メッセンジャー」によって確認されたのですが、メッセンジャーの観測データを詳しく分析すると、水星の一部の地域では過去に活発な地殻活動があり、この活動により揮発性物質が拡散され、そこに有機物質が含まれていれば、条件次第では水星に存在する水と融合し原始的な生命が生まれていた可能性があるとの事。

もちろん、これはあくまでも仮説であり実際に水星に生命の痕跡が確認されたワケではありませんが、もし水星に生命が誕生していた痕跡が見つかれば歴史的な発見になる事は間違いないでしょう。

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水星の強力な磁場が生命生存を助けている?

生命存在に欠かせない天体の条件として、太陽風や恒星風から来る強い放射線を防いでくれる磁場があります。

地球も自らが発生させている磁場により私たち生物を放射線の脅威から守ってくれています。

通常、地球のような磁場を持つ天体の中心部には鉄やニッケルなど重い物質で出来た数千度のもの高熱の核が存在し、これが対流した摩擦で生まれるダイナモ効果で大規模な磁場を造り出します。

しかし、水星のような小さな天体では内部がスグに冷えてしまい磁場は生まれないと考えられていましたが、実際は非常に強い磁場がある事が判明。


「画像参照:Youtube」

何故、水星に強い磁場があるのか?は謎ですが、おそらくは太陽の強い潮汐力による摩擦で内部が冷えて固まっていないのでは?とも考えられますが、この謎については今後探査が行われるとの事でので近いうちに解明される事になるでしょう。

さて、水星に磁場があるという事は、地表もしくは地下に太陽風の影響を受けにくい、生物に優しい環境が存在している可能性があるのかも知れません。

もしそのような環境があった場合、水星の永久影にある氷の中では生命が誕生し今も存在し続けている可能性もあるかも?

これは自論に過ぎませんが、水星にも生命が存在し得る環境があるのなら、太陽系の広い範囲で多くの生命がいる希望が出て来るかも知れません。

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