太陽系9番目の惑星が存在する可能性が高い!と発表されてから、もう結構な年月が経過しています。

なのに、何故未だに発見には至っていないのか?
そのためか、現在の段階では謎の「惑星X」という表現になってしまいますが、それでも、限りなく存在する可能性が高いとされる太陽系第9惑星(Planet Nine)

果たして、まだ見ぬ太陽系最外縁部を周っている?惑星xはどの軌道を周り、地球との距離はどれくらい離れているのでしょうか?

そして、何故今まで発見出来なかったのかの原因や、いつ存在が確認される発見に至るのか?などについて調べてみました。



存在する可能性が極めて高いと言われている太陽系第9惑星。

そもそもの疑問として、何を根拠に極めて高いと言っているのでしょうか?

太陽系第9惑星の存在が濃厚な理由

2014年にその存在が提唱された太陽系第9惑星プラネット・ナイン

これは存在の可能性を示唆しただけで、その可能性が一気に高まったのが、2016年1月にアメリカ・カリフォルニア工科大学の天文チームが、太陽系外縁部にあるエッジワース・カイパーベルト内の小天体の軌道を観測したところ、ある異変に気付いたことが発端になります。

その異変とは、詳細は以下の画像をご覧いただければおわかりかと思いますが、観測した小天体の軌道が一方方向に偏っているということにあります。


「Image Credit:Science

これら軌道が偏っている複数の小天体は、何か未知の天体の重力影響によりこのような軌道を描いていると想定され、ここまで影響を与えているのであれば、それはかなり質量の大きな天体であるということが考えられるということのようです。

なお、その未知の天体の質量は地球の10倍前後はある巨大な天体ではないかとされ、これが太陽系第9惑星として以降、世界中の注目の的になっています。

何故、未だに太陽系第9惑星が見つからないのか?

2016年から一気に注目が集まって以降、科学者たちはプラネット・ナインの発見に躍起になっているそうです。
ですが、それは未だに見つかってはいません。

何故なのか?
その原因を単純にいうと、それは地球からあまりにも遠くて見えないからです。


「Image Credit:Wikipedia」

恒星のような自ら輝く星は、どんなに遠くても地球にその光さえ届けば観測する事が出来ますが、惑星や衛星といった発光しない天体は、太陽光を反射しない限り観測はとても難しくなります。

さらに、今回存在するであろうとされるプラネット・ナインは、超楕円軌道で公転していると考えられており、
太陽に最も近づいた時(近日点)で約300億キロ
太陽から最も離れた時(遠日点)で1,800億キロ
もあると想定されており、以前は太陽系9番目の惑星だった冥王星(平均距離約50億キロ)よりも遥かに暗い1万分の1程度の明るさしかないと言いますので、現在の観測技術を持ってしても位置を特定しない限り発見することは難しいとされています。

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第9惑星を見つける方法とは?

冥王星の1万分の1、もしくはそれ以上に暗い未発見のプラネット・ナインを、どうやって見つけ出すのでしょうか?

実は、カリフォルニア工科大学の天文チームが発表した理由は、この未知の惑星の存在に確証があるからであり、それは公転軌道が偏っている準惑星の動きから、ある程度はプラネット・ナインの軌道範囲を特定出来るという事のようです。

つまり、どこにあるのか分からない天体ですが、軌道が分かってしまえば、その軌道を辿る事で発見しやすくなり、また目に見えない天体であっても、地球の10倍もの大きさを持つ天体は赤外線を放出しているそうですので、そこに重点を置けば必ず見つかるとの事です。

要は、プラネット・ナインを見つける材料は整っていますので、世界中の天文台が第9惑星の発見にチカラを注いでいれば、早ければ5年以内、遅くても10年後には発見出来るとの見通しが出ています。

気になる第9惑星の名前は?

ネット上には、話題のプラネット・ナインをオカルト界で名前の挙がっている、地球に災いをもたらすとされている「惑星・ニビル」だと言う人もいます。

謎の惑星・ニビルは古代シュメール文明の伝説の星で、冥王星の遥か外側の軌道から地球の近くまでやって来て、接近時に地球に悪影響を及ぼすと言われています。


「Image Credit:惑星・ニビル(shutterstock.comより)」

つまり、未だ見ぬプラネット・ナインの名前は「ニビル」であるということなのですが、今回発見されるであろうプラネット・ナインは、地球に接近するような軌道ではないため、このニビルには該当せず、あくまでもニビルという星は架空の天体に過ぎません。

しかし、発見間近とされるプラネット・ナインですが、もし発見されたらどんな名前になるのか?
非常に気になるところですが、英名・和名と両方名付けられるハズです。

ちなみに、ウワサでは準惑星に格下げされた冥王星を、冥王星を惑星だと再認識させるため、そのまま第9惑星に付け直すという話もありますが、となれば”現”冥王星はどんな名前になるのか?

ともかく、新惑星の発見が楽しみなところです。