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月の内部に水が大量に存在するのは何がスゴイ?その理由とは

「月に水がある!?」

私たちが見る月面は、何も無い荒涼とした渇いた大地が広がり、
とても月に水などあるとは思えないのですが、
最近の研究で月の内部には水が存在している事がわかって来ました。

それも予想を超える大量の水の存在が!

月に水がある事は驚きですが、
これって何を意味するのでしょうか?

月探査機が発見した月内部にある大量の水の存在

以前から月の内部には水が存在する事は示唆されていました。

それは半世紀前にNASAが行ったアポロ計画の頃からで、
月面に着陸した宇宙飛行士が持ち帰った”月の石”にその痕跡が含まれていたからです。

以降、探査機等を使い月にある水の証拠を調査して来ましたが、
NASAが月に送り込んだ探査機LADEE(ラディ)決定的とも言える証拠を掴みました。

それは、頻繁に月面衝突を繰り返す隕石からで、
LADEEは、隕石が月面に衝突する際に飛び散る粉じんの中に水を検出したのです。


「画像参照:NASA/Goddard/Conceptual Image Lab」

しかも、微小な隕石が衝突して表面付近のレゴリスが飛び散っただけでも、水蒸気が噴き出す様子が観測されているとの事なのです。

つまりそれは、月の内部には予想以上の水が存在する証拠を示しているらしく、
この調査結果は驚きで伝えられています。

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月にある大量の水はどれくらいなのか?

探査機LADEEが検出した隕石衝突によって月面から放出される水蒸気の量。

それは直径5ミリほどの微笑な隕石(流星体)衝突の衝撃は、
表面から10センチほどの深さまで到達するといい、
この程度の深さでも水蒸気が放出されている事を確認しています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

ただ、いくら月に水が含まれていると言っても、
月面自体が渇いた土壌のため、500mlのペットボトル一杯の水を集めるのに1トン以上のレゴリスは採取しないといけないと予測されています。

それでも表面付近に水が存在しているのであれば、
地下に埋蔵された水の量は豊富で、
おそらくは、深さ1メートルほどの水で月面全体を覆うほどあるのでは?
との推測が出ています。

月に水がある事は何がスゴイのか?

月に水が存在する事実。それも大量に!

これは、近い将来人類の宇宙開発にとって大きな意味があり、
月の水を貴重な資源として活用できる事にあります。

水は人類を含む生物にとって必要不可欠なモノ。
それが月に存在するとなれば、宇宙に進出する人類にとってどれだけありがたいモノになるのか?は計り知れません。

まずは、宇宙に進出した人類の飲料水・生活用水になることはもちろんの事。

水から酸素を取り出す事も可能になり、
ロケットや宇宙船の推進剤にも利用できる。


「画像参照:NASA」

さらには、今後開発が進む事が期待されている核融合発電。

これにも水は必要で、核融合によって発生した熱を水を蒸気化させ、
タービンを回して発電を行う。といった事にも利用する事が出来ます。

要するに、人類が宇宙進出をするために必要な水を、
わさわざ地球から持って行かなくてよいという事になるワケです。

月の水は太陽系の起源を探るにも重要な存在

月で見つかった水は、そもそもどこからやって来たのか?

地球にある水と、月の水はどんな繋がりがあるのか?

これについても興味は尽きなく、
これを解明する事で、水そのものの起源についての手がかりになるのでは?と考えられています。

また、月の水は太古の昔から存在すると考えられており、
人類の手で単純に取り出したとしても、そのまま利用できるとも限らず、
何らかの手順で、利用できる水として精製する必要もあるでしょう。

いずれにせよ、月で見つかった大量の水は大変貴重で、
人類の宇宙開発にとっては大いに役立つ資源となるのは確かのようです。

でも、まだ発見されたばかりの月の水。
資源として利用できるまでは、今後もかなりの調査が必要になって来ます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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