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リアルな火星表面の最新高画質画像公開でスマホ壁紙も設定可

太陽系で地球のスグ外側を公転している惑星って火星ですよね。

火星には現在、いくつかの探査機が送り込まれ、数々の探査を行っています。

そんな火星探査機の1つ。

欧州宇宙機関(ESA)が2003年に打ち上げ、
現在も火星軌道を周回しながら最新の観測データを地球に送って来てくれている「マーズ・エクスプレス」。

この探査機が撮影したリアルな火星表面の画像が圧巻!

実に鮮明で美しい!

ここでは、そんなマーズ・エクスプレスが撮影した最新火星の画像をご紹介します。

私たちが知る火星のイメージ

太陽系で地球のスグ外側の軌道を公転している火星は、古くから知られています。

その火星を観測した19世紀のイタリア天文学者ジョバンニ・スキャパレリは、火星の表面に多数のスジを確認。

この事をきっかけに、スジは人工的に掘られた溝(運河)ではないか?と話題になり、「火星には知的生命体の火星人が居る!」と一部の人たちに信じられ、アメリカの天文学者ローウェルは、火星面を張り巡らされた運河を描いた地図を作り上げます。


「画像参照:地球から望遠鏡で見た火星(左)とローウェルが描いた火星地図(右)(Wikimedia Commonsより)

しかし20世紀になり、火星へ探査機が送り込まれるようになると火星の運河説と火星人実在説は完全否定。

宇宙探査技術の進歩により、地球から見えた火星表面の溝は自然による地形である事が判明し、同時に火星人説も消滅する事になります。

ただ、今でも私たちが知る火星は、不毛で荒涼とした赤い大地が広がっているイメージがあります。


「画像参照:赤い大地が広がる火星(JAXA宇宙情報センターより)」

探査機が撮影した最新高画質火星表面画像がスゴい!

10年以上も火星軌道上を周回し、観測を続けている欧州宇宙機関 (ESA)の「マーズ・エクスプレス」。

この探査機が2019年6月に撮影し、
ESAが2019年9月に公開した火星表面の画像がスゴい!と話題になっています。

それはマーズ・エクスプレスが細かく撮影した火星表面の画像をデータ処理し繋げた、火星の北極から南極までの広い範囲をカバーした1枚の写真。


「画像参照:ESAのspace in imageより」

ご覧のように、私たちがイメージしている火星とはかなり違い、
ただ、赤い大地だけではなくクレーターや雲の様子、堆積層、平原等もハッキリと確認する事が出来ます。

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最新高画質火星表面画像の地形を紹介

非常に鮮明に写し出された火星の北極から南極までの画像。

でも、知りたいのは写っているのはどこの地形なのか?

これを知っているとまた、この画像を見るのが楽しくなるのでは?

そこで、ここでは画像にある主な火星の地形についてご紹介します。



ドライアイスで出来た白い①北極(北極冠)

画像では火星の北極に伸びる白い雲が見えます。

そして、その下に広がるのが日本の約2倍(約1,000キロ)の面積にもなる北極冠。


「画像参照:Wikipedia」

↑画像にある白い部分約30キロの深さまで氷と塵が体積し、
その間にある谷は「Chasma Boreale」と呼ばれており、
長さは地球のグランドキャニオンほどなのに対し、
幅はそも7倍もある約200キロにも及びます。

また、氷の成分は大部分が二酸化炭素(ドライアイス)で出来ている考えられています。

火星中央部に広がる巨大な領域・②アラビア大陸と③サバエア大陸

画像のほぼ中央の領域にある②アラビア大陸。

ここは直径5,100キロにも及ぶ広い低地で、
それほど高くない中間的な広い大地が広がっています。

さらに、赤道付近から縦に広がる白っぽく見える領域が③サバエア大陸です。

中央付近の2つの巨大クレータ-

中央付近に見える2つのクレーターが、
④カッシーニ・クレーターと⑤ホイヘンス・クレーター。

ホイヘンスクレーターの直径は456キロもあります。

正体は大なクレーター・ヘラス平原

画像下部に見える白い部分が⑥ヘラス平原と呼ばれる領域。

名前こそ平原ではありますが、その正体は天体衝突によって形成された巨大なクレーターではないかと考えられています。

超有名所は写っていないけど嬉しいスマホの壁紙サービス

ESAが公開した火星の高画質画像ですが、
残念ながら、火星の地形でも超有名なマリネルス渓谷やオリンポス山が写っていません。

天文に詳しい方ならご存じかと思いますが、マリネルス渓谷は火星の赤道に沿って長さ4,000キロにもなる巨大な峡谷で、過去の地殻変動により形成されたモノと推測されています。


「画像参照:火星赤道付近を横切るマリネルス渓谷(Wikipediaより)」

また、太陽系で最大の山として超有名なオリンポス山も写っていないのが残念。


「画像参照:Wikipedia」

オリンポス山の標高は約27,000メートルと地球の最高峰・エベレストの約3倍。
裾野の広さは直径は550キロメートル以上で、
山頂のカルデラは富士山がスッポリ入ってしまうほどの大きさ。

これらの地形が写った画像があれば、もっと良かったのかも知れませんが、
それでも、この画像の鮮明さには圧倒されます。

なお、今回の画像の公開先(ESA)のQRコードを生成してみました。



このQRコードをスマートフォンで読み込んで、
ESAのサイトからダウンロードすれば、壁紙としても楽しむ事が出来るそうです。

◆ 壁紙ダウンロードサイト:【ESAのspace in image

QRコードを読み込めない場合はコチラ↑↑でアクセスして下さい。

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