2016年夏は、ぜひ星空を見上げて下さい。今年は「ペルセウス座流星群」が期待大!かなり見頃の天体ショーが満喫できるかも知れません。
大量の流れ星が流れて来る予想が出ていますので、しっかりと天気を確認し最高の観測場所へ出掛けてみませんか?

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2016年のペルセウス座流星群は期待大

ペルセウス座流星群は、年間と通しての三大流星群のひとつと言われており、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで流星が大量出現しやすい流星群と言われています。
しかし、三大流星群とはいえ、実際は期待外れな事が多く10分間で2~3個の流れ星が観測出来れば良い方です。
ペルセウス座流星群もまた、そのような状態が続いていたのですが2016年の今年はかなり期待できるとの専門家の予想が出ています。
ちなみに、予想によるとその数なんと!1時間で200個以上の流星が流れる可能性があるとの事。
これは2009年以来の大出現だそうで、そんな流星群を是非とも見てみたいものです。
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何故、2016年のペルセウス座流星群は期待出来るのか?

ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星です。

この彗星が、まき散らしたチリが流星群となって地球に降り注ぐのですが、2016年の今年はチリが多く存在する領域に地球の公転軌道が入るため、
大流星群が、観測出来る可能性が高いそうです。

「Image Credit:自然科学研究機構 国立天文台

気になる見頃は?

期待が大きい今年のペルセウス座流星群。
気になるのは、極大期を迎える見頃はいつになるのでしょうか?
日本での最大の見頃は8月12日の夜。
観測の邪魔になる月が沈む、夜半過ぎが見頃になるそうです。
ですので、時間的には12日23時~13日未明にかけてがベストだとの事。
また、13日から15日までのお盆の期間中も観測出来るそうです。

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気になる天気は?

8月12日~15日は、沖縄地区を除き全国的に、比較的に恵まれそうです。
ただ、気になるのは、発生中の台風6号の行方。
ペルセウス座流星群が極大を迎える時期に台風が接近する予報は出ていませんが、台風の動き次第では雲の多い空になってしまい、流星群が観測しにくい状況になるかも?
●参考サイト:【Yahoo!天気予報】

流星群観測に適した場所

流星群は比較的、光度が高いので、街中の明るい空を眺めても見える場合がありますが、やはり、ベストコンディションで壮大な天体ショーを楽しむには、街の明かりが少ない夜空が見える場所に移動するのが良いでしょう。
最適な場所としては、なるべく広い夜空を確保できる場所。山の上や丘、または海辺もベストな観測場所といえるのではないでしょうか?
また、”ペルセウス座流星群”というだけあって、流星が流れて来る方向はペルセウス座のある東の空。
しかし、あくまでもこれは起点というだけで、流星が流れて来る方向は、全天でどこからでも流れて来ます。
ですので、観測方法は、なるべく全天が眺められるポジションをとる事。
例えば、寝そべって観測するのもあり?!
ただ、夏でも夜間は冷えますので、風邪をひかないよう対策をとり、蚊などの防虫対策も必要かと思います。
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