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人類火星移住計画マーズワン実現の問題点と本当に永住するとどうなる?

SFの世界でしか考えられなかった人類が火星に移住する計画「マーズワン」が、2025年以降に実行されるというニュースが話題になっていることをご存じでしょうか。
これはアメリカ航空宇宙局(NASA)とオランダの民間非営利団体が提携してプロジェクトを発足したもので、既に移住希望者を募集して実際に「火星に移住したい」という人達が集まっていると言います。

しかし、この火星移住計画を実行するにはまだまだ問題点も多く実際に人が住むには危険も多いと言われています。
果たしてこの火星移住計画は可能なのか?そもそも本当に実行されるのかなどについて調べてみました。



火星移住計画とは?

火星移住プロジェクトの名前は「マーズワン」。
2013年に移住希望者を募集したところ、約20万人もの希望者が集まったというから驚きです。

というのも、この”移住”は火星に行って帰って来る滞在プロジェクトではなく、火星に行ったら最後、二度と地球には帰れない”永住”計画なのです。
そんな計画に20万人もの希望者が集まり、候補者を男女50人ずつの100人に絞ってその中には日本人も含まれていると言います。

ただこのうち実際に火星に行ける人数は確定しておらず、計画自体も2年毎に4名ずつ火星に送るという気の長い移住計画となっているようです。

今後、この移住希望者を火星に送り届けるために無人探査機を火星に飛ばし、最低限生活に必要な水を確保出来る場所を探し、その採取方法などを研究すると発表されています。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

火星移住した人間の生活環境

「マーズワン」は火星への片道切符ですから、応募してきた人たちも相当な覚悟がいるハズです。
彼らが何故「火星に永住したい」のかその真意はわかりませんが、本当に生まれ育った地球を捨てる気持ちはあるのでしょうか?

それはさておき、地球で生まれて長年生活して来た人間が違う星・火星で生活を始めたらどうなのるのか?
今わかっている火星の環境を基に調べてみました。

大気はあるけど外には出られない

火星には地球と同じように大気は存在しますが、希薄な大気のため気圧は低く、人間が呼吸するのに必要な酸素もほとんど無いため生身のカラダで外に出ることは到底不可能です。

ちなみに地球の気圧の平均が1000hPaなのに対し、火星の気圧は10hPa程度しかありません。

また火星の平均気温はマイナス70度という過酷な環境。これもまた人間が生活出来るレベルに達していません。

重力が地球の3分の1

火星は地球の半分程度の大きさしかないため、地上の重力も低く地球の3分の1しかありません。
これもまた地球の1Gの重力下で暮らしてきた人間にとって過酷な環境と言えます。

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火星移住プロジェクトの問題点

「マーズワン」では資金面での問題点も指摘されていますが、それ以上に火星に対する調査が圧倒的に不足していることが大きな問題点です。

事前に無人探査機を飛ばし水を確保出来る方法を探し出したとしても、果たしてそれだけで人間を火星に移住させて良いものでしょうか?

もっと時間とお金をかけて詳細な調査をして上でないと移住は不可能でしょうし、以下のような問題点も出て来ます。

人を乗せた宇宙船を無事に着陸させられるのか?

火星に人を乗せた重い宇宙船を着陸させるには、かなりの技術が必要になります。
火星には大気はありますが、希薄なため大気圏に着陸船を突入させてパラシュートで降下させることは出来ないため、月着陸を行った時のように逆噴射させてゆっくり降下させる必要があります。

そのためにはかなりの技術を必要としますが、何より逆噴射のために必要な大量の燃料をどう確保するのか?これも大きな問題点です。

人が住むための居住空間をどうやって確保するのか?

無事に火星に着陸出来たとしても、永住するワケですから乗って来た着陸船でずっと暮らすワケには行かないでしょう。

そのためにには、居住空間を確保するための資材を地球から運び建設しないと行けません。
これには莫大な費用がかかるでしょうし、居住者に建設させる技術も習得させないと行けない。

食糧の確保

火星に居住するなら当然水・食糧を確保しないと行けません。
水は現地で確保出来たとしても、必ずしもその水が飲める水とは限りませんし、食糧も自給自足に頼らないと行けません。

果たして火星で自給自足用の植物や家畜を育てることは出来るのか?これもまったく調査出来ていない状況です。

低い重力下でどうやって生活する?

火星で人が暮らすのに一番の問題は火星の低い重力ではないでしょうか?
地球の3分の1しか無い重力下で長く生活していると、体力はもちろんの事、筋力や骨、そしてカラダの代謝まで低下して来ます。

こうなってしまうと、もし地球に帰還するとなった場合に地球の1Gの重力下では生きていけないカラダになってしまいます。

移住希望者は永住する覚悟で火星に行くのですから、地球に帰るつもりはないにしても、火星で生活することで著しく寿命を縮めてしまう可能性だってあります。

ストレスの問題

居住空間を確保出来たとしても、決して広い空間は確保できないでしょう。
計画が実行される中で、少しずつ居住空間を広げて行くことも出来るでしょうが、それも時間がかかる事です。

そんな狭い空間、そして地球に帰れないという不安や恐怖。ましてや生身のカラダで外には出られませんので、かなりの確率でストレス溜まり、精神的にも異常をきたして来る可能性があります。

果たして、そんな環境でストレスを溜めないで人は暮らして暮らしていけるのか?かなりの疑問です。

このように火星で人間が移住するには、他にもたくさんの問題が山積みです。
これらの問題をクリアしないと火星移住計画が成功するとはとても思えません。

そして何より、火星の調査はまだまだ不十分で謎の多い星です。
果たしてそんな状態で人間を住まわせて良いのか?

時間をかけて無人での探査、そして有人探査を十分行った上で、居住可能かどうかと判断すべきではないかと考えますが、本当にこの計画は実現出来るのでしょうか?
ただ、もしこの計画が実行に移され成功すれば、人類の宇宙進出は一気に発展する可能性も秘めています。

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