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最近の小惑星地球衝突事故の事例と今後危険確率の高い天体

日頃から地上に這いつくばって?生活している私たちにとって、
あまり現実的とは考えないであろう小惑星地球衝突の危機。

実は、危険を及ぼし兼ねない小惑星は、
毎年のように地球に接近しているという事をご存じでしょうか?

今回は、私たちが地上ばかり見ているばかりではなく、
しっかりと上空(宇宙)にも目を向ける必要があるという事を認識したくなる、宇宙からやって来る危険についてお話してみたいと思います。

最近起こった小惑星地球衝突事故

先日(2018年12月12月8日)。
アラスカとロシアを隔てるベーリング海に、
直径約10メートルの小惑星が落下しニュースになりました。

実はこの落下した小惑星は広島型原子爆弾の10倍以上もの威力があったにも関わらず、被害の報告もないどころか?ほとんどの人に知られる事もありませんでした。

その理由は、小惑星がベーリング海という、
誰もいない凍てついた海に隕石として落下したという事と、
目撃者もいないという事。


「画像参照:小惑星の落下地点(NASA JPLより)」

ただ、唯一この様子を目撃していたのは、
常に宇宙から日本を監視し続けている気象衛星・ひまわり。

ひまわりだけが、地球に落下していく小惑星の姿を捉えていたと言います。

ちなみに、地球に落下する飛翔体の事を小惑星と呼んでいますが、
正確には、小惑星もしくは小天体は宇宙空間に存在しているときの事を言い、
それらが大気圏に突入して起こる発光現象を火球または流星と呼び、
そしてそれが地表に落下した場合に隕石と呼びます。

記憶に新しいパニックとなったチェリャビンスク隕石騒動

地球に落下する小惑星の事故。

記憶に新しいのは大きな話題にもなった、
2013年2月15日にロシアのチェリャビンスク州上空に飛来した直径17メートル、質量約1万トンもの小惑星。


「画像参照:ロシア・チェリャビンスク州に飛来した小の想像図(Wikipediaより)」

この飛翔体も上空約20キロ付近で爆発し、
粉砕した隕石が地表に落下したモノの、
幸いな事に大きな災害には至りませんでした。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

教科書にも載る歴史的隕石事故「ツングースカ大爆発」

最近起こった小惑星地球衝突で忘れてはならないのが、
教科書にも載っている人類史上最大の隕石衝突とされる、
1908年6月30日ロシア・シベリア地方で起こったツングースカ大爆発。

この大爆発で、約2,150平方キロメートルの範囲で木々がなぎ倒され、
半径約30~50キロで森林が炎上し、衝撃波で地震も発生。

さらには、爆発現場より遠く離れたヨーロッパでもその爆発の様子がわかったと言います。


「画像参照:隕石爆発でなぎ倒された森林(Wikipediaより)」

この大爆発、発生後約一世紀の間、原因不明で、
世界の七不思議のひとつにも数えられていましたが、
最近の研究でその原因が判明し、
直径50~100メートル、質量約10万トンもの小惑星または彗星衝突によるモノだという事がわかりました。

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まさに星の数ほど存在する地球衝突の危険がある小惑星

ここまで過去に起こった小惑星衝突事故をいくつかご紹介しましたが、
地球周辺には、これからも衝突の危険性がある小惑星が多数存在し、その数はまさに”星の数”ほど。

それらのいくつかは、毎年のように地球の近くを通り過ぎ、
一歩間違えば、地球に衝突する危険性を秘めています。

研究者たちもその危険性を認識し、
これらの小惑星たちを潜在的に危険な小惑星(PHA)と位置付けし、
現在、1,500個近い数の天体を追跡しながら観測をしています。


「画像参照:地球周辺にある潜在的に危険な小惑星(PHA)の軌道図(NASAより)」

追跡対象となっている1,500個近い小惑星たち。
もちろんこれらは現在発見されている天体であって、
今後もさらに増える可能性がありますし、
これまで発見されていなかった小惑星が突如地球に接近する危険もあります。

また、これらはあくまでも追跡、監視しているというだけであって、
万が一、この中の一つが地球に衝突する危険が高まったとしても、
現在の技術力では、破壊をしたり軌道を変えたりする事などできません。

破壊出来ないのであれば何故監視する必要があるのか?

現在の人類に出来る事は、危険のある小惑星を監視する事で、
いち早く危険を察知し、人々を迅速に避難される事ぐらいでしょうか?!

話題の小惑星・リュウグウも追跡・監視対象のPHAだった?

日本のJAXAが打ち上げた「はやぶさ2」が探査を行っている小惑星・リュウグウ。

メディア等の報道では「地球から3億キロ離れた小惑星・リュウグウ」などと紹介しているため、
地球から遠く離れた場所にある小惑星と思いがちですが、
実はこの小惑星・リュウグウは、
地球に接近する軌道を持つ天体・地球近傍小惑星なのです。


「画像参照:小惑星・リュウグウ(JAXAはやぶさ2プロジェクトより)」

では何故、小惑星・リュウグウが地球から3億キロも離れていると言っているのか?

その理由は、はやぶさ2がリュウグウに到着したとき、
地球とリュウグウ、互いの公転軌道上の距離が3億キロ離れていたからであって、
報道等が単純にその距離を伝えているために、
一般の人たちには、リュウグウが地球から遥か遠くにある天体だと認識されてしまっているようです。

ですが、小惑星・リュウグウは地球近傍小惑星であり、
さらに、潜在的に危険な小惑星(PHA)にも分類されている天体でもあります。

ちなみに、地球とリュウグウの公転軌道が重なった時の最小交差距離は、
地球と月の距離よりも遥かに近い14.5万キロと推定されています。


「画像参照:地球と交差する軌道を持つ小惑星・リュウグウの公転軌道図(AstroArtsより)」

もし、直径700メートルほどのリュウグウがこの距離で地球に接近した場合、
十分に地球の引力に引き込まれてしまう可能性もあるのです。

ただ、現在のところリュウグウにはそのような危険性などはないため、
探査目標の魅力的な天体である事は間違いなさそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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