2020年に始まったコロナ禍を機に一気に広まったと言われるキャンプブーム。
長引いたコロナ禍もようやく落ち着いき、キャンプブームも終了か?と思いきや、その人気に陰りなど見えず定着を見せつつあるようです。
そんな定着したキャンプの中でも、星空観賞を楽しむ人も多く、私も星空キャンプを楽しんでいる一人です。
そこでここでは、星空観賞キャンプでおすすめグッズをいくつかご紹介。
第一弾として季節毎に使えるシーズン別のテントや、必需品といったマストアイテムをご紹介したいと思います。

◆第二弾:星空観賞キャンプのおすすめの天体望遠鏡紹介

Sponsored Link

キャンプにおすすめな星空が綺麗に見える季節と場所

キャンプと言えば”夏”と思っている人は多いでしょう。でもキャンプシーズンの今。キャンプを張るのに季節を選ばないのが当たり前になって来ています。
もちろん、屋外で過ごしやすい夏を選んでキャンプをするのも良いでしょうが、星空を楽しみたいという人は空気の乾燥する季節。特に”冬”がおすすめです。
何故なら、空気が乾燥する季節は空が澄み、星空が綺麗に見えやすいくなるからです。

「Image Credit:iStock」
また、絶景の星空を見たいのであれば場所選びと、当たり前ですが天気も大切になって来ます。

まず星空を見るための場所選びは、キャンプ場にありがちな森や林の中は避けましょう。その理由はもちろん、森や林があると空が開けていないため星空が見えにくいからですし、開けた場所でも周りを山に囲まれていると、これもまた星空が見えにくくなる原因になります。

「Image Credit:iStock」
となるとやはり海辺や標高の高い場所がベストスポットとなり、周りに極力街灯り等が無い場所を探してキャンプを張りましょう。

次に天気ですが、出来れば雲の少ない日を選ぶのがベストですが、その日にどれくらい雲が出るのか?調べるのは難しく悩みどころです。

「Image Credit:iStock」
そんな時は、自分でいくつかの天気予報サイトで検索し、信頼性を高めていくのも一つの手段で、特に天気予報的中率90%以上を誇るウェザーニュースはマストで、ここの予報といくつかの天気予報サイトと照らし合わせてみると良いかも知れません。

それから大前提として、絶対に忘れてはならないのが月齢を調べてからキャンプのスケジュールを組む事です。いくらその日が晴れていたとしても、月光で夜空が明るくなってしまっては元々子もありませんので、なるべく月明かりが少ない日か?星空観賞をする時に月が昇って来ない時間帯を選ぶ事が大切です。

「Image Credit:iStock」

星空観賞キャンプにおすすめのシーズン別テント

星空観賞キャンプのベストシーズンは”冬”とおすすめしましたが、「寒い冬のキャンプはちょっと・・・」と尻込みする人も多いかと思います。
ですが、キャンプブームの今。寒い季節でも快適に過ごせるテントも充実しており、寒気や風をしっかりガードしてくれる素材のテントもたくさん販売されています。
そこでまずは、冬キャンプにおすすめ出来るテントを5点ほどご紹介します。
Sponsored Link

一人キャンプ向け:ディーオーディー(DOD) カマボコテントソロTC T2-604-TN

寒い冬は焚火を焚いて暖を取るかと思います。そんな焚火との相性が良いカマボコ型のソロテントが「ディーオーディー(DOD) カマボコテントソロTC T2-604-TN」です。

裾と地面の隙間が出来にくくなるスカートが付いて、テントの中に外気が入りにくくなって冬でも暖かく過ごせます。ポリエステルとコットンを合せたTC素材のテントで通気性にも優れ、前室・寝室ともスペースに余裕があり2人用としても便利に使えます。
ディーオーディー(DOD) カマボコテントソロTC T2-604-TN

2~3人キャンプ向け:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッカー ユーティリティードーム3UV UA-66

3人まで使用出来るテントで、換気用のベンチレーションが左右に2カ所、後方に1カ所付いている使い勝手のいいテントです。

お値段も手頃で、設営も簡単。キャンプ初心者でも本格的なキャンプ泊が楽しめます。
また、オプションのアジャスタブルポールを使用すれば、キャノピーの拡張も出来、このテント一つで多用途な使い方も出来るのは魅力です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレッカー ユーティリティードーム3UV UA-66

4人キャンプ向け:ディーオーディー(DOD) ワンポールテントRX M TC T3-949

ポリコットン素材を使用した4人用ワンポールテント。換気用のベンチレーションは左右と天井の計3ヶ所に付いており、スカートが付いている事で中が冷えにくい構造になっています。

インナーテントは付属していませんが、コットを入れたり、ソロ用テントを中に入れるカンガルースタイルする事も出来、1~2人用と3~4人用もラインナップされており、シュチュエーションに応じた組み合わせも可能です。
DOD(ディーオーディー) ワンポールテントRX(M)

大型2ルームテント:スノーピーク(snowpeak) ランドロック TP-671R

リビングスペースと寝室の2ルームが装備されている大型の家族用に持使えるテントです。

テント内は大人2人、子供3人が余裕で寝られる広いさがあり、天井も190㎝ありますので広々とした空間が演出されています。
また、スカート付きですので外気の侵入を防ぎ、大型ベンチレーションなどがあり換気性も良く、外から電源コードも引き込めるファスナーも付いています。
スノーピーク(snowpeak) ランドロック TP-671R

大人数対応テント:[THE NORTH FACE]Nautilus NV2220

4人以上のスペースが確保出来るグループ向けのテントです。

両サイドに張り出したテントにインナーテントを接続出来るため、プライベート空間も確保出来、オプションのサイドインナーを増設する事で、さらに多くのスペースを確保出来る優れモノです。
また、小物収納ポケットやランタンなどを吊るせるハンギングループも装備、高さも225cmもあるので快適に過ごせます。
[THE NORTH FACE]Nautilus NV2220

星空観賞キャンプで最低限必要なマストアイテム

キャンプに行って星空を眺めるのに必要なアイテムとして天体望遠鏡や双眼鏡を思い浮かべますが、この商品は次回ご紹介するとして、ここではそれ以外で最低限揃えておきたいマストアイテムをご紹介します。
Sponsored Link

お目当ての星の場所を知るためのマストアイテム

初心者が星空を眺めても、どこにどの星があるのか?さっぱりわからないと思います。
そこでここでご紹介するのは商品ではなくスマホアプリです。

まずご紹介するのが、最も簡単に使える「星座表」という無料で使えるアプリで、このアプリを起動して夜空にカメラを向けるだけで、向けた方角にどんな星があるのかを示してくれます。

なおアプリには、Android版とiPhone版がありますので、お使いの機種に対応した星座表をダウンロードしてみると良いでしょう。
●参考サイト①:【星座表アプリ(Android版)】
●参考サイト②:【星座表アプリ(iPhone版)】

次にご紹介するのがFifth Star Labsが提供している「スカイ・ガイド(Sky Guide)」です。
「星座表」と同じようにアプリを起動して夜空かざすと、星、星座、星々が自動的に識別表示されます。ただ、このアプリは天文知識のある人レベルで提供されていますので、初心者には少し使いずらいかかも知れません。また、iPhone、iPad向けで、まだAndroidには対応していないのもちょっと残念なところです。

星や星座の位置を知るためのマストアイテム

キャンプに行くと東西南北といった方角がわからなくなる事があるのではないでしょうか?そんな時に持っていて便利なのが方位磁石です。

「Image Credit:iStock」
方位磁石は安価で100円ショップ等でも購入出来ますが、1個持っていればずっと愛用出来るアイテムですので、出来れば少し値は張りますが、便利で高性能な方位磁石を持ってみるのも良いのではないでしょうか?

ご紹介する商品はキャンプやハイキング、登山等にも活用できる折り畳み式(キャリーバッグ付)防水コンパスです。冬キャンプ等、低温でも問題なく使えるのはもちろん。極端な気候条件にも適応できる(-20℃~+50℃)スグレものです。
Proster IP65 ハイキングコンパス 目撃クリノメーター付き プロフェッショナルミリタリーコンパス

暗い場所では絶対必要なマストアイテム

星空を観賞するため、街灯りや月明かり等を避けて行動するでしょう。でも真っ暗な場所で灯りがないのは危険。「でも綺麗な星を見たい。」のであれば、星空観賞の邪魔にならないランタンを用意しましょう。

星が見やすい場所に移動する際、懐中電灯を照らして行くのもいいですが、出来ればキャンプで常時使えて、雰囲気も壊さない持ち運び出来るランタンがベストアイテムでしょう。
また、ランタンの灯りの下でも星空観賞は問題ないですが、出来れば星を見る時には灯りを決してからの方が良いのではないでしょうか。
GENTOS(ジェントス) LED ランタン

以上が、キャンプでの必需品であるテント等マストアイテムの紹介でしたが、他にもキャンプであったら便利な商品はいくつもあります。
ですが、あまりたくさん持ち運ぶのも邪魔になりますので、キャンプに行く時は、必要なアイテムは最低限に抑えて行き、それらを最大限に活用すれば快適なアウトドアが楽しめる事は間違いないでしょう。
Sponsored Link