先日、多くのメディアで大きく取り上げられた未確認飛行物体(いわゆるUFO)を米軍が目撃したとされる一連の事例。
これを米国家安全保障当局が、議会を通し正式な調査対象として受け入れたというニュースは衝撃的でした。
そもそもUFOなんて信ぴょう性の怪しいオカルト的なモノとして扱われて来たのですが、国家、しかも大国アメリカが認めたとなればこれはもうUFOは未確認飛行物体ではなくなったのでは?と考えてしまうかも知れません。
とは言っても、やはりにわかには信じがたいですがUFOの正体ってのは何なのでしょうか?
米軍人が目撃した一連のUFO騒動とは
これまで数え切れないくらい目撃されている未確認飛行物体。所謂UFOと呼ばれる物体ですが、この目撃事例は何も一般人だけでなく多くの軍部の人たちからも目撃されており、特に科学力、軍事力的にも世界のトップをいくアメリカ軍の軍人たちは、かなり以前から理解不能な飛行物体を目撃して来ています。上動画は2004年11月14日に、カリフォルニア州カタリナ島の沖合を飛行中の米軍戦闘機F/A-18スーパーホーネットの前方監視用の赤外線カメラで撮影したモノで、この時、パイロットは海上に浮かぶ楕円形の物体を発見。するとその物体は動き出し、海上150~300mの高度で滑るように飛行したと言います。
しかもそのときの速度は時速約900キロと、かなりの高速で不規則な動きを見せたと言います。
「Image Credit:米軍戦闘機F/A-18スーパーホーネット(Wikipediaより)」
そして何より不可解だったのは戦闘機に搭載されたレーダーにその物体が映らなかった事と、この物体を実際に目撃したのは訓練された軍人であった事も信ぴょう性を疑う事が出来ず、彼らは日頃の訓練で多少の事では動揺しないよう精神を鍛えており、また地球上のあらゆる乗り物についても詳しく知っているワケで、そんな軍人でさえ人知を超えた物体に見え動揺したと報告しています。
更にこの飛行物体を目撃したのは一人ではなく、複数のパイロットたちが同じモノを見たと証言しています。
ちなみに未確認飛行物体の全長は約40フィート(12m)くらいで、形状は丸くなめらかに見えたと証言しており、通称「チクタク」と呼ばれるようになっています。
米国家がついに認めた未確認飛行物体の存在
このように、アメリカ海軍及び政府関係者が未確認飛行物体を目撃した事例は、科学文明が進歩した21世紀に入ってからも150件以上にのぼっているにも関わらず、未だに正体がわかっていないと言います。米情報機関は未確認飛行物体についてこれまで重要視せず、ある意味受け流して来たのですが、軍関係者たちが幾度となく目撃している事もあり流石に無視はできず、正式な調査対象として受け入れざるを得なくなって来たようです。
「Image Credit:アメリカ国防総省 通称:ペンタゴン(Wikipediaより)」
しかし、米情報機関ではUFOというオカルト的な名称ではなくUAP(未確認空中現象)と言う名前に変更してこれを扱い、未解決のままではなく今後は力入れて調査していくという事になっています。
ただ、政府関係者の中には正式調査について懐疑的な声もあり、中にはこの議題が出ただけで鼻で笑う者もいるといいますので、これがこれからどこまで真剣に調査されて行くのか?ちゃんと調べてほしい人にとっては少し不安なところでもあります。
そもそもUFO(UAP)とは何なのか?
調査を進めている米情報機関は、UAPについて今のところ気球の可能性や他国が開発した乗り物等を挙げていますが、正直まったくわかっていないのが現状であり、その理由は、多数の目撃事例があるにも関わらず、あまりにも情報が少な過ぎるといい、仮にこれが他国の乗り物だとすれば見逃す事は出来ず極めて深刻なモノとして捉えるしかないと考えているようです。「Image Credit:未確認空中現象(UAP)(Wired.jpより)」
これから情報収集を含め今後正式な調査は進んで行くでしょうが、もしこれが気球や他国の乗り物でなかった場合は政府機関はどう説明するのでしょうか?
つまりそれは、我々の人知を超えた乗り物だったという結果が出た場合。結論として宇宙人の存在を認めるとういう事になるかも知れません。
もしそうなったら世界中が大騒ぎになるでしょうし、そんな宇宙人をどう扱っていくのか?についても興味が大きく沸いてきます。