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地球の自転速度の異常変化や止まった場合に起こる生命存続の危機とは

「地球が自転している」などと考えながら普段から生活している人は少ないと思います。

しかし、地球は確実に自転していて、その証拠に、毎日必ず夜が明けて日が沈む、昼と夜のサイクルがあります。

でも、ふと「もし地球の自転が止まったらどうなる?」と考えたことはないでしょうか?
実は、地球の自転が止まったら単に昼と夜の区別が無くなるだけではなく、地球に生命存続の危機が訪れるような大変なことになってしまうのです。

今回はこの地球の自転について少し考えてみたいと思います。



地球の自転速度は超高速なのに何故振り落とされない?

直径12.742キロという巨大な地球、その円周は約4万キロ。
ご承知のとおり、そんな距離をわずか24時間で1周しています。

4万キロを24時間で駆け抜ける地球の自転スピードは時速1,700キロで秒速にすると465メートル(赤道付近速度)。
つまり、我々は常に世界最高速レベルのジェット戦闘機に乗っているようなモノなのです。

そんな高速で自転する地球の上に立つ我々ですが、単純な疑問として「何故振り落とされないの?」があるかも知れません。

自転スピードが時速1,700キロもあって丸い地球の上に立つ我々が振り落とされない理由は2つ。

地球の超高速自転でも振り落とされない理由。その1「角速度」

”角速度”という観点からして、地球を丸い時計に置き換えてみると良くわかります。
時計の短針が一周するのに12時間かかりますが、その短針は長針と比べるとほとんど動いていないように見え、さらに自転は1周するのに24時間かかるワケですから、1,700キロという超スピードであっても実際は動きがかなり遅くなることになります。

地球の超高速自転でも振り落とされない理由。その2「地球の重力」

地球自体も大きな重力を持っています。
それに自転という遠心力が加わっても、重力の方が遠心力より遥かに勝るため、結果1Gという重力が地上に発生し、我々は何不自由なく暮らせるワケです。

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地球の自転が停止したら?

ある情報誌に地球の自転がいきなり止まったら?という設定で解説が載っていましたが、流石に自然の摂理からして自転が急に止まることはないでしょう。
もし、本当に地球の自転が停止するとなれば、徐々に減速してやがてストップするという考え方が正しいと思います。

そして地球上に住む生物に襲いかかる恐怖とは?

海面上昇による洪水及び陸地の水没

地球は自転の遠心力によって、自転スピードの速い赤道付近に海の水が集まり若干ですが盛り上がっています。
自転が止まると遠心力が無くなり、赤道付近の海水が逆流。極方向へ一気に流れて行き陸地に甚大な洪水をもたらし、逆流した海水が北極と南極の氷を溶かし、陸地が極端に水没するという危機が訪れてしまいます。

空気が薄くなる

自転により大気も地球全体に均等に行き渡って、バランスが取れています。
自転停止により大気も逆流。赤道付近の緯度の低い地方から徐々に空気が薄くなっていきます。

異常な地殻変動

自転停止により地球の内部もバランスが崩れ、異常が起き始めます。
その異常とはマントルや地殻の摩擦異常であり、摩擦が激しくなることで火山活動が活発化したり、巨大地震も世界各地で起こってしまいます。

磁場が無くなる異常

宇宙には危険な放射線が常に吹き荒れています。それをシールド(盾)の役割で守ってくれているのが地球の両極方向から発生する磁場です。
磁場は、地球が自転することで発生していますので、自転が停止したら当然のことながら磁場も消失していまいます。

磁場が無くなると、太陽からの紫外線やその他の有害で高濃度な放射線が地上に降り注ぐことになります。

「動画参照:YouTube (プライバシー ポリシー)

このように、その他様々な異変が地球上の生物に襲い掛かり、ほとんどの生物は死滅していまうと予測されています。

自転で大きな影響を及ぼしている星・金星

地球のお隣りの惑星・金星は、地球より少し小さいだけで、地球とは”兄弟星”と呼ばれる星です。

しかし、金星の環境は”兄弟”とは思えないくらい似ても似つかない劣悪な世界です。
大気はほとんどが厚い二酸化炭素に覆われ、外からでは地表の様子を覗うことは出来ません。

また地表の温度も摂氏500度で気圧も90気圧と、とても生物が住めるような環境ではないことがわかっています。

そんな最悪の環境を造り出している要因の1つが、金星の自転の遅さにあると言われています。
金星の自転スピードが非常に遅く、約243日で1周しています。

まさにこれが地球の自転が停止することと同じ事で、もし地球の自転が止まってしまえば、金星と同じとまでは行きませんが、これにかなり近い状況に陥ってしまうことも予想されます。



地球の自転が停止してしまうことはあり得るのか?

毎年0.000015秒ずつ地球の自転スピードは遅くなっています。
ほんのわずかの自転スピードの減速ですので、人類が存続しているうちに地球の自転が停止することはあり得ませんが、自転が遅くなるに連れ、月も年間4~4センチずつ地球から離れて行きつつあります。

地球の自転が止まるのも大変ですが、月が無くなってしまうのも地球にとっては相当な痛手となり、こちらも生命存続の危機に陥る可能性があります。

参考記事:【もし月が軌道から離れてしまったら】

もし、地球の自転が停止してしまうとしたら数十億年後でしょう。
そのときは、もう太陽も寿命を終えつつあると思われ、太陽系そのものが終わりを告げているかも知れません。
例え、その時代まで人類の子孫が残っていたとしても、太陽系の危機を察知し既に他の星に新天地を求め移住しているかも知れません。

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One Response to “地球の自転速度の異常変化や止まった場合に起こる生命存続の危機とは”

  1. 中林宏明 より:

    宇宙の存在価値とは貴方の脳の最大限を発揮したいため?それとも、自分の脳電子情報を分子かに繋げるため?

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